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2018-07-08 11:00:00

7月6日講演.jpg

 

全国手話通訳問題研究会(略称:全通研)秋田支部中央地域班様の7月6日の例会でお話しさせていただきました。

 

全通研秋田支部様には手話講習会や昨年の講習会&ワークショップなどで手話通訳を依頼したり、スタッフとして協力いただいたりと大変お世話になっています。

 

個人的に交流のある方もいますが、今日は改めて手話に関わったり法人を設立したきっかけや活動コンセプト・活動内容等についてお話しさせていただきました。

 

7月6日の講演の様子.jpg

 

私は20代のとき手話を少し習っていたので、娘の耳が聞こえてないと分かった時、「手話で育てる」という方向付けは早かった方かもしれません。

 

「手話をやっても社会に出たら誰もやってくれないでしょ。」と仰っていた方もいました。子供が重度難聴のとき、多くの親が「人工内耳」を選択するのは世の流れなのでしょうが、私は手話で育て、そして手話を普及する活動を始めました。

 

法人は設立するよりも継続することが大変なので、協力していただきながらひとつひとつの活動を積み重ねていきたいと思っています。

 

ここ数日、娘の耳が聞こえないことを知った時からどう子育てしてきたか(浮かんでくるのは反省点ばかりですが(>_<))などを思い出しながら原稿を書いてました。

 

私自身も初心に返る貴重な機会になりました。ありがとうございました。

 

2018-07-03 11:00:00

日向大吾様は山形県鶴岡市在住の酒田特別支援学校教諭でろう者です。

 

FBにチャリティコンサートを終えての思いを投稿されていたのですが、とても素敵で感動したのでご紹介します。以下、日向大吾様の7月1日のFBからの転載です。

 

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昨日は、ミュージックボランティアひまわりの会の、結成10周年記念チャリティコンサートでした。

 

私は結成3年目の時からのご縁ですが、節目のコンサートにご一緒できて幸せです。

 

声楽、ピアノ、バイオリン、読み聞かせ、そして私の手話と、それぞれが思いを込めて演奏。鶴岡の名だたる音楽家たちが集うひまわりの会、そして、「耳」を通して心に音楽の素晴らしさを届けるコンサート。

 

はたから見れば、きこえない私がそこにいるのは場違いかもしれません。

 

でも、手話を知らない、見たこともない人たちに、手話の魅力を手話アートという形にし、「目」を通して心に届ける、これは自分だからこそできること、自分の役目の1つという思いで、ご一緒させていただいています。

 

このような場も設定してくださるひまわりの会の仲間たちに、心から感謝です。

 

ステージ袖では、仲間たち同士で肩を叩いて励まし合ったり、ハイタッチで迎え合ったり。私も柄になく緊張して出番を迎えていたら、仲間たちが寄ってきて励ましてくれて、どんなに心強かったか。曲の合図出し等のサポートも受け、自分の役目を果たすことができました。

 

きこえない自分ながらも、とても素敵な時間を、素敵な仲間たちと共有することができました。

 

チャリティコンサート プログラム.jpg

 

今日は一転、盲ろう者通訳・介助員養成講座の講師の仕事でした。講師として呼んでいただける、自分を必要としていただけること、とても光栄で、ありがたいことです。

 

今後も、自分にできること、自分の役目というものを見いだしながら、充実した人生を送っていきたい、そんなことを改めて噛みしめた週末でした。

 

聴覚障害とは 養成講座より.jpg 

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(Special thanks 日向大吾様)

 

 

<6月24日の記事です>

 

 

山形県鶴岡市で6月30日に、チャリティコンサートが開催されます。酒田特別支援学校教諭でろう者の日向大吾様が手話歌手として出演されます。

 

以下、日向大吾様のFBから転載してご紹介します。とても素敵な思いで活動されています。ぜひ、ご参加ください。

 

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ミュージックボランティアひまわりの会 


(会のHP http://mv-himawari.sakura.ne.jp/index.html

 

音楽を通して知り合った仲間の一人が多発性硬化症の難病と診断されたことから、世の中には難病と闘っている人が数多くいることに気づき、その病気と闘っている人たちのために自分にできることは何かないだろうかと考えました。

 

そして、2008年8月にチャリティコンサートを企画しました。

 

その後、この仲間で話し合いを行い、チャリティコンサートのほかにも音楽を通して地域に貢献できることもやっていこうということになり、病院や福祉施設等で音楽によるボランティアを行うことも活動に加えてこの会を結成しました。(以上、ひまわりの会HP「基本理念」より抜粋)

 

これまでのチャリティコンサート等の収益は、「難病のこども支援全国ネットワーク」に寄付してきました。

 

私は、8年前のチャリティコンサートの際に子ども達に手話を教えてほしいと声をかけていただき、その時にご縁ができました。次のコンサートからは、手話歌手として私もステージに立たせてくださるようになりました。手話を知らない人たちに、手話の持つアートとしての一面に触れてもらえる、とても良い機会になっています。

 

当然、私は耳がきこえないので、一人では何もできません。

 

リズムやメロディラインが明確な伴奏を工夫してくれたり、歌詞をPCに映して私の足元に置き、ワイアレスで画面の切り替えをしてくれたり、前奏や間奏の後の歌い出しで合図を送ってくれたりなど、メンバーの皆がサポートしてくれています。

 

最近の法律で話題になっている「合理的配慮」が自然にできている、素敵な仲間たちです。

 

結成10周年記念チャリティコンサート、来週の土曜日、6月30日(土)に行われます。

 

もしよろしかったら、ぜひお越しください。チケット、まだまだございます(^^)

 

ひまわりの会 チャリティコンサート.jpg

 

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(Special thanks 日向大吾様)

 

 

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2018-04-26/  山形県鶴岡市の"Shere Cafe 大きな木"に行ってきました♪

 

2018-06-30 15:30:00

手話はカッコイイ.jpg

 

丸山浩路さんの著書に「百万人の手話」という本があります。

 

初版は昭和55年ですからもう40年近く前の本ですが、今の時代にあっても学ぶべきことがたくさんある名著です。

 

「恥ずかしい話」という印象に残ったコラムがあります。

 

丸山さんが聾唖の友人と電車に乗っていて、二人で手話で会話しているときのことです。

 

乗り合わせていた五歳くらいの男の子が「ね、ね、あの二人踊っている。」そんなことをお母さんに話しました。

 

お母さんは「いけません。あれは耳の聞こえない人の手真似というの。耳の聞こえない人達の言葉なの。」そんな説明を男の子にしていました。

 

続けてお母さんの声が聞こえました。

 

「ね、あなたも遊んでばかりいて勉強しないと、あんなふうになるわよ」

 

・・・・恥ずかしい話です。

 

丸山さんは聴者ですが、このお母さんは二人ともろう者だと思って発した言葉なのでしょう。ろう者や手話が今よりもはるかに無理解で偏見や蔑視があった時代です。

 

とはいえ、差別の連鎖は大人が、そして親が生み出すものです。

 

私は娘と手話で会話していた時、全く対照的なことがありました。

 

3年ぐらい前のある日、娘と病院の待合室にいた時のことです。

 

娘が「ジュースが飲みたい」と言い、私は隣の薬局に薬を取りに行かなければいけなくて「後で」と返事をした時に近くにいたお母さんの声が聞こえてきました。

 

エピソード1-650.jpg

 

そのとき待合室にいたあるお母さんが私たちのやり取りを見て

 

お手手でお話しているよ~。 かっこいいね~!

 

と2人の子どもたちに話していました。

 

子どもたちも「すごーい」って感じでこちらを見ていました。障害があるからとかではなく自然に子どもたちに話していたことが、とてもうれしかったです。

 

こんな素敵なお母さん(大人)が増えてくれたら、社会はきっと変わります。

 

2018-06-29 17:00:00

京都府向日市(むこうし)の手話を学べる動画「手話でふれあう向日市」をご紹介します。

 

向日市は2016年12月19日に「古都のむこう、ふれあい深める手話言語条例」が成立し(全国で64番目)、2017年3月3日に施行されています。

 

向日市の手話動画を知ったきっかけはYAHOO!ニュースJAPANの記事

「ハイブリッド?ユニバーサル?向日市役所が作った手話ビデオが地味に面白い」

 

https://news.yahoo.co.jp/byline/nakamuratomohiko/20180613-00086412/

 

中村智彦神戸国際大学経済学部教授の記事ですが、動画を見たらそのコンセプトの秀逸さにうなづけました!!

 

動画に登場するのは主にろう者の方と手話通訳者(市役所職員)と手話勉強中の職員の3人。「あいさつ」、「買い物」、「ホテルのフロント」、「駅」、「病院」、「急病」の6話で構成されていて各回とも10分前後ですがとても実用性の高い内容となっていました。

 

基本的な手話を学ぶ・覚えるだけではなく、向日市の特産品や観光名所、歴史文化にも親しむことが出来ます。

 

製作には約1年間をかけたそうで、向日市の美しい四季の風景も楽しめる手話動画となっています。

 

<動画の視聴方法>

 

↓のURLをクリックすると手話を学べる動画「手話でふれあう向日市」/向日市ホームページに移動します。移動後(*)、画面中央あたりにある手話動画メニューから見たい回をそれぞれクリックします。

 

http://www.city.muko.kyoto.jp/kurashi/kenko_hoken/fukushi/3/1521806850551.html

 

 

(*参照:手話でふれあう向日市」/向日市ホームページより)

手話を学べる動画「手話でふれあう向日市」

                     更新日:2018年3月28日

 

本市では、平成29年3月3日(耳の日)に「古都のむこう、ふれあい深める手話言語条例」を施行しました。その取り組みのひとつとして手話動画を配信します。これは、手話を学べるとともに聴覚障がい者の暮らしを知っていただけるもので、向日市内の施設や観光スポットで収録しています。市民のみなさまには身近に感じていただき、市外の方々には向日市に関心を持っていただけたら幸いです。(全6回 1回約10分)

 

手話動画メニュー

 

(第1話~第6話)*それぞれをクリックします。

 

 

向日市 動画紹介.jpg

 

(手話を学べる動画「手話でふれあう向日市」/京都府向日市ホームページより)

 

私自身とても勉強になりましたし、手話言語条例と郷土のPR動画としても大変参考になると思います。向日市の手話を学べる動画「手話でふれあう向日市」をぜひ、ご視聴してみてください。

 

2018-06-21 10:00:00

6月10日、武内伸文秋田市議会議員に時間を取っていただき、お話しをお伺いしました。 武内市議は、2015年に「秋田県聴覚障がい児を持つ親の会」で私が「子育てサロン」を担当していた時から参加してくださっていました。

 

昨年、当センターで開催した講習会&ワークショップでもご来賓としてお招きしていて、聴覚障害者団体と深く関わってくださっている議員さんです。

 

 

プロフィール武内伸文 .jpg

 

 

Q.本日はよろしくお願いします。HPでプロフィールを拝見しましたが、外資系のコンサルティング会社で勤められた後、イギリスへ留学されています。

 

武内市議:コンサルティング会社での専門は「組織・人の変革」で、8年間勤めました。仕事を経験していく中で、「社会の変革」に携わりたくなり、知識と経験を求めてイギリスへ留学しました。

 

Q.イギリスではどのようなことを学ばれましたか?

 

武内市議:大学院で環境にやさしい持続可能な社会づくりをテーマに研究していました。英国の社会は誰もが気軽に社会活動に参加できます。私も環境団体のボランティアを通じて、たくさんの経験をさせてもらいました。

 

Q.帰郷後に社会活動を始められました。

 

武内市議:家業と親の介護をしながら、社会活動団体「SiNG」を立ち上げました。「わらしべ貯金箱」「ベロタクシー」の運営などイギリス留学の経験を活かした社会活動を10年以上続けてきました。他にも「竿燈市民パレード」「グリーンドリンクス」「新春!!夢綱引き!」「ボクシンク」「アキタ・バール街」等の様々な地域活動に取り組んでいます。

 

Q.市議会議員を目指されたきっかけを教えてください。

 

武内市議:秋田市には人口減少や高齢化など多くの課題が山積みです。これまで様々なテーマの社会活動に取り組む中で、いろいろな人とのつながりが出来てきました。地域の課題に立ち向かい、社会を変えていくスピードをもっと早めたいと思ったので3年前に市会議員に立候補しました。

 

Q.当選1期目で会派「そうせい」の会長をされています。

 

武内市議:慣例や前例など既存の枠組みやしがらみにとらわれず、常に市民としての目線で議論し、提案し、行動したく、新しい会派をつくり、会長を務めています。

 

Q.会派では「市民セミナー」などを開催されています。

 

武内市議:「そうせい市民セミナー」は市民とともにまちづくりを議論する場です。今後もまちの主役である市民とともに意見交換できる場を積極的に作っていきます。

 

Q.手話通訳をつけるなど「情報保障」にも取り組まれています。

 

武内市議:会派「そうせい」の市民セミナーでは、ろう者も参加できるように手話通訳をつけることにしてます。この取組を他団体へもPRしながら、情報保障が当たり前になるような社会づくりに努めたいですね。

 

Q.聴覚障害や手話に関わったきっかけを教えてください。

 

武内市議:竿燈市民パレードのメンバーの中に手話サークルに入られている方がいます。その方を通じて聴覚障がい者との交流が始まったのがきっかけです。

 

Q.以前にFBの記事を転載させていただいたことがありますが、印象に残っていることがあるそうですが。

 

武内市議:秋田県聴力障がい者福祉大会に出席したところ、休憩時間、会場席にて衝撃的な体験をしました。私以外のほとんどの参加者が手話で会話を始めたのです。まず孤独を感じ、この感覚は初めて外国に行った時の感覚に似ていると思っておりましたが、次の瞬間、会場の大多数がろう者であって、日常においては立場が逆転していると気づきました。

 

できるだけ、ろうの方にとっても、社会参加しやすい環境づくりをしなければという思いを強くした瞬間でした。

 

Q.東京・秋葉原で開催された「情報アクセシビリティ・フォーラム2015」にも参加されました。

 

武内市議:社会参加しやすい環境づくりに何が必要かを学びたくて東京へ足を運びました。手話が大切なことは勿論ですが、ICTの活用や他自治体の取り組み例などが参考になりました。

 

Q.手話サークルに入られていると聞いていますが。

 

武内市議:手話を覚えるのは大変ですが、ろう者の方とのコミュニケーションがとても楽しいです。

 

Q.今後の聴覚障がい者への取り組みで課題は何だと思っていますか?

 

武内市議:まず、目指すべき社会として、障害があってもなくても誰もがチャレンジ出来るような環境づくりが必要だと思っています。 秋田県は昨年4月に条例が出来て変わってきていることもあるけど、もっとスピード感をつけていくこと。例えば2020年東京オリンピック・パラリンピックまでに何をしていくのか、1年づつ区切ってゴールを決めることが大切です。

 

今年であれば11月に秋田で「全国ろうあ青年討論会」が開催されるのでそれに向けて盛り上げていく必要があると思っています。 大事なのは市民それぞれの意識作り、これまでの社会活動をさらに活発にしていくことで、いろんな人が住みやすい社会にしたいと思っています。

 

そうですよね。「障がい者が住みやすい社会はみんなが住みやすい社会」とよく言われています。当センターもこれから活動を通じて、少しでもみんなが住みやすい社会に近づけたいと思っています。

 

本日はお忙しいところ、ありがとうございました。今後の更なるご活躍を祈念しています。

 

6月10日 武内市議にインタビュー.jpg

(2018年6月10日、インタビュー後の記念写真です。)

 

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