薬師寺みちよ参議院議員のFacebookより

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薬師寺みちよ参議院議員(無所属クラブ/愛知選挙区)です。

 

平成28年10月13日の参院予算委員会の審議で安倍首相が手話で「うれしい」をしたという画期的な記事がありました♪

 

《外部リンク》日本経済新聞/首相 手話で「うれしい」 聴覚障害巡る質疑

 

記事を辿っていくと薬師寺みちよ参議院議員が質疑で手話を取り入れて、それに対して安倍首相が手話を使ったのだと分かりました。

 

何よりも薬師寺みちよ参議院議員の質疑の内容が素晴らしすぎます(@_@)

 

薬師寺参議院議員からFBの記事の転載をご了解いただきましたので、多岐にわたる活動の中から手話や障害に関連する記事を中心にご紹介します。

 

薬師寺みちよ参議院議員のFBより 演説付.jpg

 

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10月13日、本日は予算委員会集中審議です。

今日の話題は「デフリンピックとスペシャルオリンピックス」 そして、質疑で初めて手話を取り入れるという無謀な挑戦をいたしました。

本日は、私のたどたどしい手話と質疑でしたので、長文ですが私の質問内容を一つ一つ書かせていただきます。

 

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まず、障がい者スポーツについて、その経験を総理に尋ねましたが、体験したことはないと。

であれば、その素晴らしさをご理解いただきたいと、車いすバスケ・車いすラグビー・ゴールボールなど様々な障がい者スポーツを体験し、魅了されたことをお話しいたしました。

 

そしてタイムリーな話題といえば、「全国障がい者スポーツ大会」です。

今年は岩手で22日から開催されますが、今回で16回を数えるこの大会が各県で持ち回りで開催されることで、受け入れた県のバリアフリーが進み、地域の方々の障がいへの理解も進んでいることを大臣からご報告いただきました。

 

塩崎大臣へは、障がいや障がい者の概念が時代遅れなのではないか、制度疲労を起こしているのではないかと問題提起をいたしました。

 

その例えとして、別名小人症と呼ばれている「軟骨無形性症」を取り上げました。

手足が短く身長も成人で130センチ程度、全身に様々な疾患を合併している方もいらっしゃいます。

 

実は、パラリンピックの参加資格に低身長が含まれているのですが、障がい者手帳は低身長だけでは取得できないのです。

私もリオパラリンピックの水泳の会場で、この疾患の外国人アスリートを応援いたしました。

 

そろそろ厚労省も医学的モデルではなく、社会的モデルで障がいや障がい者を捉える時期ではないのかと再度お願いいたしました。

 

ここからは本日の本題です。 「デフリンピックとスペシャルオリンピックス」 2020年のパラリンピック開催に向け、障がい者スポーツも以前より目にする機会が増えました。

しかし、残念なことに、パラリンピックの陰に隠れて忘れ去られてしまいそうな大会や活動もございます。

 

それが「知られざるオリンピック」と称されることが多い「デフリンピックとスペシャルオリンピックス」です。

 

パラリンピックに全ての障がい者が参加できるわけではございません。

聴覚障がい者はパラリンピックに出場することができず、聴覚障がい者のためのデフリンピックが開催されています。

知的発達障害者もパラリンピックの競技の一部に参加が認められているだけで、パラリンピックとは別にスペシャルオリンピックスが開催されています。

 

10年前に内閣府が行った調査においても、デフリンピックという言葉は2.8%、スペシャルオリンピックスは12%の方々にしか理解されておらず、まだまだ一般的とは言い難い状況です。

そのため、周囲から理解を得られず、聴覚障害や知的障がいをお持ちの皆さまがスポーツ活動を行うにも十分な協力が得られにくい現状があります。

 

文科大臣はこの現状をご存知で、さらに周知啓発を行っていきたいとご答弁いただきました。

現在、パラリンピックは国家プロジェクトとして国や企業を上げて 開催のムードが高まっております。

 

障がい者スポーツの普及・啓発や経済的な支援などの施策も強化されておりますが、残念ながらその支援はパラリンピックに偏りがちです。 聴覚障害者は、お住まいの地域のスポーツクラブに参加をことわられてしまうことも少なくありません。

全国のスポーツ施設やスポーツクラブに聴覚障害者が日常的にスポーツ活動に参加できるよう、振興対策を講じ必要があると思われます。

 

文科大臣より、ガイドラインをさらに普及し、障がい者差別解消法にもある様に、疾患や障がいのみでスポーツ施設などの使用を断ることはできないということをさらに周知徹底するとご答弁いただきました。

 

デフリンピックは選手が力を競うだけではありません。

その大会を通して社会へ聴覚障害の理解を啓発していくことに、大きな意義があります。

 

デフリンピックは、1924年パリ大会から長い歴史を誇りますが、夏季大会・冬季大会共、日本で開催されたことが今まで1度もありません。

昨年の冬季デフリンピックでは、金メダル3個獲得と、輝かしい成績を上げております。

 

聴覚障がいに対する理解を進めるためにも、総理が先頭に立ってデフリンピックを日本に招致していただきたいとのですがいかがでしょうか?とお尋ねいたしました。

 

具体的な相談があれば、内容に応じてしっかりとバックアップをしていきたいと「手話を交えて」ご答弁いただきました。

 

さらに、スペシャルオリンピックスについてもお尋ねしました。

オリンピックという名称がついている大会の中でもこのスペシャルオリンピックスだけはオリンピックスとSが最後についております。

 

このことを関係者の皆様はとても大切に思っていらっしゃいますが、それは何故なのか、文科省はスペシャルオリンピックスの活動をどの様に応援してくださっているのか、大臣ご説明いただけますでしょうか?

 

大臣からは、Sの意味と少々頼りない文科省の関わりが紹介されました。

スペシャルオリンピックスはオリンピックの様に競技会だけを指し示す言葉ではありません。

スポーツを通じた知的障害者の自立と社会参加の促進、及び知的障害のある人たちを生産的な市民として認め受容する社会を実現するための活動です。

世界・日本・地域で様々な活動が行われていることを示すため、Sがついているのです。

 

知的障害のある人たちに年間を通じて、スポーツトレーニングと競技の場を提供することで、知的障害をお持ちの皆さまにも、それを受け入れた地域社会にも大きなプラスの効果をもたらすことが分かっております。

残念ながら日々の活動はボランティアやご父兄に支えられているため、練習場所はない、指導者がいないなど、活動が徐々に縮小されている地域もあるようです。

 

この様な活動は、制度が出来、国の予算がつけば成功するものでもありません。

身近な地域の皆さまの地道な支援があって、初めて成り立つムーブメント、社会運動です。

最後に、総理、この様なムーブメントこそ、主導していただきたいと思いますがいかがでしょうか?とお尋ねいたしました。

 

総理からは必要な活動なので、応援するとの答弁も。

 

我々国会議員も大会があれば挨拶に行くだけではなく、このような地道な地域の活動を邪魔にならぬように応援することは可能だと思います。

スペシャルオリンピックスはユニファイドスポーツ、障害がある人とない人が一緒にトレーニングや競技会にチームを組んで参加する活動に取り組んでくださっております。

是非、皆さまも一緒にスポーツに参加して欲しいと訴えました。

 

障がい者は知らないのではありません。

知る機会を与えられていないだけです。

障がい者はできないのではありません。

挑戦する機会を与えられていないだけです。

 

貧困の格差も大切ですが、この様な情報の格差にも着目して今後とも施策を進めていただけることを願い、質問を終わらせていただきました。

 

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私の拙い手話で、なかなか上手く表現できなせんでした。

終わってみるとあっという間の20分でした。

手話の質問は3問。

間違いばかりの手話でしたが、少しでも聴覚障害の皆さまへ私どもの思いが伝わればと挑戦させていただきました。

 

これからも手話の学習も続けてまいります。

今回も皆さまから応援いただき、本当に心強い思いがいたしました。

ありがとうございました。

 

 

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御礼

先日の予算員会を受け、「大変なことになっている!」という位の反応をいただき、ありがとうございます。

私自身、思いもよらぬことで、ただただ驚いております。

 

今まで私のFBやブログを読んでいただいている方であれば、障がい者スポーツは今回初めて取り上げたことでもなく、デフリンピックやスペシャルオリンピックスの件は、今年初めの予算委員会でも触れたことをご存知だと思います。

 

一医者として災害対策委員会では障がい者の避難や避難所の在り方について、一産業医として厚生労働委員会では障がい者雇用や障がい者認定の在り方について、一市民として障がい者に対する差別偏見の解消について、国会の質疑でも何度何度もも取り上げてまいりました。

 

しかし、今回も皆さまからメッセージをいただいております様に、何も変わってはいないのです。

政府は当事者の声を聴いているのか! と言いたいくらい、他人事の様に「取り組みは進んでいる。制度はある。予算もとった。」と冷たい反応を繰り返すばかり。

動かぬこの現状に2020年パラリンピックというゴールに向かい、いいえ、利用し、本当の意味でのバリアフリーを確立したい、文化を育てたいと本気で考えております。

 

もともと耳鼻科医として聴覚障害をお持ちの患者様との接点が多かったこと。

産業医として一番コミュニケーションが難しく、上手に思いを組むことが出来なかったデフの従業員の方との会話の経験。

スペシャルオリンピックスで活動している友人との関わりなど、代弁者としてはまだまだ頼りない私ですが、今度こそ私のホンキ度を他の議員や総理、大臣に理解して欲しいと、手話という表現を取り入れてみました。

 

以前から、国会放送を見ても字幕が無いので何を言っているのかわからず困っている、興味が持てないと、聴覚障がいを持っている友人から政府の配慮の無さについてお叱りを受けていたこともございます。

 

「総理の方向を見てやってはテレビからは何やっているのかわからないよ」という助言をいただき、テレビに映る方向へ向かって「つたない」手話を披露いたしましたが、こんなに反応を頂けるとは思ってもいませんでした。

 

皆さまからのメッセージを感謝いたしております。

私が考えていた以上の問題が山積している事実、色々な活動が全国で展開されている頼もしさを、これからどの様に我々国会議員がサポート出来るのか、皆で相談し、一日も早く行動に移してまいります。

今後ともご指導いただければ幸いでございます。

本当にありがとうございました。

 

 

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今日はちょっと嬉しいニュースをお届けいたします。 社会保障審議会障害者部会を覚えていらっしゃいますでしょうか?

この部会は、前回昨年11月開催時、会場の入り口に階段があり、車いすの委員が参加できなかったことがニュースになったあの問題の部会です。 私も心が痛くなり、委員会で質問させていただいたことは、昨年11月にFBやHPを通じて、皆さまにもご報告させていただきました。

 

その際に、部会参加者への配慮だけではなく、視覚障害や聴覚障害をお持ちの皆さまへの「情報保障」を促進すべきではないかとお願いした所、大臣から"やる気満々"の答弁をいただき、驚きました。 情報保障を図るには、予算がかかるため難航が予想されたからです。

 

この質問は、FBを通じた友人から情報保障を求める声が寄せられたことがきっかけでしたので、同時に次回への期待も膨らみました。 そして開催された昨日の会議。 何か変化があったのでしょうか?

 

厚労省は、障害のある委員や傍聴者が会議に参加しやすくなるよう会場や設備を見直し、バリアフリー対応を拡充して下さいました。 今回は車いすの人がエレベーターを利用して入室できる会議室を選択するだけではなく、新たに聴覚障害者向けに傍聴席に向けた画面で審議内容を手話で伝え、補聴器が聞こえやすくなる設備も整備されております。

 

後日にも、HPに音声動画やテキストデータ化した資料を掲載していただけることになりました。 障害のある委員の方や傍聴者の方がより審議に参画しやすい配慮だけではなく、当日会議の場に来られない障害者の方々により詳しく障害者施策の議論を知っていただける配慮がやっと始まったのです。

 

しかし、ここが入口です。 皆さまへ分かりやすく解る形で情報を伝えていく工夫と施策が求められております。 今回は一部会の小さな一歩ですが、諦めず、これからも着実に皆さまの声を届けてまいりたいと思います。 今回の拡充策を図ってくださった、有言実行の厚労省、そして何より声を届けてくださった皆様に心からの感謝の意味も込め、ご報告させていただきました。

 

http://www.mhlw.go.jp/ 厚生労働省障害保健福祉部  障害者部会におけるバリアフリー等の対応についてpdf.

 

 

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皆さま、本日は心温まる励ましの言葉をいただき、ありがとうございました。

この1年かけて私も様々な障がい者スポーツを通し、障害を持った学生さんと触れ合ってまいりました。 彼らの笑顔と素直な対応が素晴らしく、この素晴らしさを一人でも多くの皆さまにご理解いただき、彼らの将来へつなげたいという思いで本日は質問させていただきました。

 

北朝鮮のミサイルのため、予算委員会が途中で1時間お休みとなり、私の質問のNHK放送は途中までとなってしまいました。 そのため、最後の質問を心の準備なく1番に持ってくることとなり、いきなり手話から入ったため、「危ない!」と自分でも思う所がございます。 緊張のため、本当に申し訳ございませんでした。 ネット放送もアップいたしましたが、質問の内容を簡単にまとめました。

 

1.本年7月にトルコのサムスン市で夏期デフリンピック大会が開催されます。日本から出場予定の競技は、陸上、バドミントン、サッカー等12種目、選手約100名が参加するとのことです。聴覚障害スポーツ選手にとって、パラリンピックに出場できないため、これがオリンピックと同じ意味を持つ大切な機会です。総理から選手に応援メッセージをお願いいたします。

 

(総理) ・・・「自分も応援するし、皆にも応援よろしくお願いします」と今回も「宜しくお願い致します」の手話を使ってくださいました。

 

2.日本には聴覚障害学生と視覚障害学生のための大学、筑波技術大学がございます。視察されたことはありますか。

 

(総理) ・・・残念ながらありせん。今回の提案を受け、是非視察してみようと思います。

 

3.筑波技術大学はいまだ認知度も低く、専攻できる分野も限られていることからみても、障害学生の教育や就労、就職に際してはまだまだ多くの課題があると認識をしています。先日開催された第1回ユニバーサルデザイン2020関係閣僚会議において、「ユニバーサルデザイン2020行動計画」が決定されましたが、障害学生の教育、就労という観点から、発表された総理ご自身の見解をお願いします。

 

(総理) ・・・まだまだ問題山積だからこそ、今回の行動計画を発表させていただいたので、今後、充実を図っていきたいと思います。

 

4.障害者差別解消法が施行され、今後さらに大学進学を希望する生徒も増えると考えられることから、学習環境の整備は大学や短大等の高等教育機関にとっては急務です。このような背景から、「社会で活躍する障害学生支援センター(仮称)形成事業」は極めて重要な事業だと考えております。しかし、概算要求額5億円だったところ、本予算は4,500万円となってしまいました。結果、全国9カ所でセンターを構築する予定であったところ、2カ所となってしまったのです。大事な施策だと思っていますが、文部科学大臣の考えをお願いします。

 

(文部科学大臣) ・・・センターの趣旨をご説明いただきました。

 

5.この施策をさらに全国的に展開していくことを考えた場合、予算の制約はあるが、予算の他に何が必要だと考えていらっしゃいますか。

 

(文部科学大臣) ・・・今回の2か所をモデルケースとして今後全国へ広げていきたい、と答弁いただきました。

 

6.この事業の大事なところは、学生を就職につなげて社会に送り出すところまでです。厚生労働省としても、企業が障害者の法定雇用率を満たすためだけではなく、障がい者雇用の質を上げていく必要があるのではないでしょうか。企業がぜひとも雇用したいと思う人材が育つためには、大学等の教育研究現場との連携・文部科学省との連携が欠かせないと思いますが、厚生労働大臣の決意を伺わせてください。

 

(厚生労働大臣) ・・・もちろん、協力させていただきますと答弁をいただきました。

 

筑波技術大学を視察した経験、技術大学はスポーツ分野の日本代表選手も多く在籍していること、わくわくデフスポーツの体験などをお話しいたしました。彼らの素晴らしさを分かっていないのは社会です。それを伝え、その力を雇用に結びつけて欲しい旨お願いいたしました。

 

7.今後さらにインクルーシブ教育が浸透していくと、地域で提供されている福祉サービスと教育現場との連携も必要不可欠となってまいります。。福祉と教育の連携にも力を入れていただきたいが、いかがでしょうか。

 

(厚生労働大臣) ・・・もちろん、協力させていただきますと答弁いただきました。

 

8.先日、厚生労働省の障害者施策を話し合う審議会において車椅子の委員が会場に入れなかった事態が発生いたしました。各省庁が出しているリーフレットやポスターを見てみると電話番号だけの記載もいまだ多いのです。行政府も、マニュアルを整備するのみならず、当事者の声に耳を傾け、障害に学ぶ姿勢を示し、早急に一つ一つ見落としがないか見直しを図る必要があるのではないでしょうか。社会の多様性を受け入れ、ともに社会を形成し生きていく仲間であるという文化に変えていくためには、予算はもちろんのこと、総理の強いリーダーシップが求められているかと思いますが、総理のお考えを伺わせてください。

 

(総理) ・・・以前、自分の選挙の際にも、「応援したいが、障害があり電話できない。友人に伝えるためにFAXを使いたいが、法律に触れるので残念だ」と言われたことがありました。責任もって省庁にも障がいを持った皆さまの意見を取り入れた対応を指示するとの答弁。

 

最後に、 情報保障で一番遅れているのは政府と国会です。 ろうあ連盟が出している「手話マーク」「筆談マーク」の全国普及にも同僚議員の協力をお願いします。 と力説して終わりました。

 

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<3月17日のFBより追記です>

 

先日の予算委員会の質疑を受けて、早速参議院が動いてくださいました。

 

まずすぐに取り組める所からと、受付に手話マーク・筆談マークを掲示、ホームページにもファックスやメールアドレスを表記していただきました。衛視さんも手話を勉強して下さってます。今後はホームページでも字幕だけではなく、手話で案内して頂きたいと要望もいたしております。

 

皆様から頂いた声が一つ一つ実現しております。5月20・21日は、参議院70周年記念特別参観も予定されております。 是非、皆様も気軽に国会見学にいらっしゃいませんか? 政治がもっと身近にあることを感じて頂ける事でしょう!

 

薬師寺みちよ参議 手話&筆談マーク.jpg

 

 

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3月27日、予算委員会集中審議。来年度予算案の質疑最後のテレビ入りとなりました。 持ち時間10分という短い間に、まず私が問いたかったこと、それは「現在審査中の来年度予算の重点項目」です。

 

衆議院から始まった約2か月間の予算委員会。国会議員の一人として、今回の予算委員会で本年度予算の真面な説明を受けた記憶がないことに憤りを感じておりました。

 

今回の予算には大切なものが含まれております。例えば、保育士の給与アップ、給付型・無利子奨学金、海外の観光客を受け入れるための地方の港湾の整備など、社会的にも大切と思われる施策です。まずはその点を麻生大臣と共有させていただきました。

 

今回ほとんど内容の議論がなされなかった来年度予算案、実は過去最大の予算額だったのです。その大きな原因が、社会保障関係費の増大です。

 

その対策として我が国は、高齢者産業を世界に展開できる成長分野として育てる施策に転じるべきだと主張いたしました。老年医学をさらに充実させ、商品開発やインフラの整備につなげ、省庁横断的な国家プロジェクトを立ち上げて欲しい。更にはその産業を世界に展開することで新たな財源の確保を目指す必要があるではないかとの訴えです。総理からもすでにアジアの国々へは協力体制をとっているが、さらに海外へアピールしていく旨答弁をいただきました。

 

また、先日も議論したゲノム医療。本日、第1回がんゲノム医療推進コンソーシアム懇談会が開催されることになっておりました。それに伴い、再度、遺伝情報を利用した医療産業を育成させるのであれば、遺伝情報に係る基本的な法整備も同時に進めるべきとお願いいたしました。

 

最後に、これまで皆さまからいただいたご意見、私の手話での質問の集大成として、想いを込めた一問を問わせていただきました。

 

「NHKの国会中継に字幕を付けて欲しい!」と総務大臣へのお願いです。 議場でも驚きの声が上がっておりましたが、この事実は案外知られていないことなのです。大臣からは、「今回のNHK予算に大臣意見をつける。その中に字幕のことも書き込む」と答弁いただきました。

 

1月に通常国会が開会して、迎えた短く長い予算委員会が終わりました。私の言いたい事、やりたかった事、短い時間の中にどれだけ込めることが出来たのか、後悔はないのか、振り返っても「一生懸命」という言葉しか残っておりません。

 

今回も心掛けたのは、私にしか出来ない質問をすることです。予算委員会のテレビ入りでしか、皆さまに社会的に起こっている問題を訴えることも出来ません。 私や事務所のスタッフにとっては、この10分、20分が宝物です。様々なアイディアを出し、練るだけ練ってやっと迎えるこの時なのです。これからは、各所属委員会で、会期末まで粛々と政府提出の閣法を議論することになってまいります。 一問でも質の高い議論を今後とも心掛けてまいります。応援いただき、本当にありがとうございました!

 

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11月30日、参議院予算委員会。 今日の委員会はいつもと違い、質疑応答の全ての時間ではなく、質問の時間だけが制限された片道方式と呼ばれるもの。 無所属クラブに与えられた質問(のみ)時間は12分。 この12分間で何ができるのか悩んだ結果選んだテーマは 「障がい者施策はまだまだ道半ばだ!」 また無謀なことに、6問中4問に手話をつけようと試みました。(緊張して日本語対応手話が出てしまった所も・・・反省です) ・・・・・・・・・・・・・

 

障害者施策については総理も2020オリパラを目指して力を入れてくださっています。 しかし内閣府の調査にもある様に、80%以上の方が差別はあると回答し、障がい者差別解消法の存在を国民の4分の3が知らないのです。一層力を入れて団体等にも働きかけをしていただくと答弁いただきました。

 

また、野田総務大臣からは、電話リレーサービス24時間365日無料で使用できるようにとの要請にも、オペレーターの確保が問題であるとの回答。 以前の様に「こえとら」を開発したので手話は必要ない、というスタンスから随分と歩み寄っていただけました。

 

今後はデジタル(AI等を利用した技術開発)・アナログ(電話リレーサービス)の両面でサポートしてくださる旨の答弁には野田大臣の思いが込められておりました。

 

それもそのはず、息子さんと手話で会話しているとのお話しも披露していただきました。 そして、「ありがとう」の手話返し。 大臣も3Dで手話が学べるアプリを利用してくださっている様で手話の必要性についてご理解いただけていることが伝わってまいりました。 また、電話のバリアフリー化に向け、総務省内の委員会の下部ワーキングチーム(障害者部会)が立ち上がるとの報告にも期待が持てます。

 

視覚障がいをお持ちの方が駅のホームから転落される事故が相次いでいることについて 「ホーム転落をなくす会」の皆さまから頂いたホームドアの設置、また誘導ブロックの適切な設置については、バリアフリー整備ガイドラインの5年に1回の改訂にあわせて、より幅広に当事者の意見をすくいあげていく旨の答弁もいただけました。

 

最後に、国会自体も情報保障がなされていないことに気づいて欲しいとの願いを込め、この委員会もNHKで放送されても字幕なし、矛盾しているのではないかと訴えました。 言われるまで分からない、気づかない、それが人間です。 ホーム転落事故も誰かの一声で防げるはずです。 興味がない関心がない、だから分からなかったのです。

 

私たちの身近に大勢、困った方・助けが必要な方がいらっしゃいます。 その方々が見えてない聴こえてないのは私たちです。 私たちの心にこそ障がいがあるのです。

 

下手な手話でしたが、思いは伝わったでしょうか。 これまで私に一生懸命に手話を教えてくれた仲間・そして夜遅くまで練習に付き合ってくださった花井先生には感謝いたしております。 情報保障が確立するその日まで、私も頑張ってまいります!

 

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2018-2-17  電話通信サービスの大学習会より.jpg

 

2月16日、全日本ろうあ連盟主催の「電話通信サービスのユニバーサル化を考える大学習会」に参加し、勉強してまいりました。

 

電話リレーサービスの24時間365日無料化については、私も「こだわり」がございます。厚労省は電話リレーサービスの予算を来年度は8倍にして、福祉サービスの充実を図ります。しかし、電話リレーサービスを「福祉」の中で考えことの限界もあるのです。

 

電話リレーサービスは、聴覚や言語に障がいがある皆さまのためのツールなのでしょうか?そうであれば「福祉」で事足ります。

 

しかし、私は、電話リレーサービスは皆の物だと思うのです。障がいがある無しに関係なく、皆で使えるサービスにしていかねば本来の通信の役割を果たせません。

 

「電話」の本来の役割を「電話リレーサービス」が担うためにも、公共サービスでなくてはならないのです。福祉サービスであれば健聴者が使用できません。そして仕事上の使用にも制限が出てまいります。緊急時等の電話リレーサービスのルール化を進めるためにも、通信行政を管轄している総務省にも重い腰を上げてもらわねばなりません。

 

今後、公共サービスとして電話リレーサービスを整備できれば、さらにその活用の幅が広がるはずなのです。高齢化により誰しもが聴力の衰えを迎えます。その時にも声と文字でやり取りできれば、間違いは少なくなるはずです。聴こえないからとしり込みすることも少なくなるでしょう。

 

日本財団が、羽田や筑波技術大学へご提供いただいております「手話フォン」。公衆電話の一部が「手話フォン」に置き換わるべきではとの問題提起もいただきました。街並みの一部に手話フォンが設置される、素敵だと思いませんか?

 

「福祉」と「公共サービス」の融合と連携をどの様に制度設計していくのか、皆さまとも意見交換しながら進めてまいりたいと思います。

 

2020年、ここが一つのゴールです。このゴールに向かって加速してまいりたいと思います。

 

電話リレーサービス 学習会.jpg

 

 

2018-3-5 参議院予算委員会より.jpg

 

3月5日、今日も予算委員会では嵐の様な風が吹き荒れました。私は私、いつもの様に薬師寺流の質疑を行わせて頂きました。いつもの様に拙い手話ですが、見ている方に何かを感じていただければと願っておりました。

 

しかし、今日はいつもと違います。質問を行いながら目頭が熱くなってしまいました。だから女は困ると言われてしまえばそれまでですが、うちの秘書も同様だったようです。

 

安倍総理は「頑張ります!」

 

加藤厚労大臣は「私共も、これからも障がいのある人々の支援を頑張ってまいりたいと思います。」

 

突然、手話が飛び出し、思いが共有できたことに胸がいっぱいになってまいりました。野党無所属の一議員の質疑です。障がいをお持ちの皆さまが抱える課題については、与党も野党も政党も関係ございません。真剣勝負で臨めば道は開けます。また、それ以上に答弁の内容も前向きで一刻も早く皆さまにお伝えしたいものばかりです。

 

総理から、緊急通報システム(NET119)の整備も行っていただく旨の答弁がございました。外国人も含めた障がい者に対しても、前向きに取り組んでいきたいと、海外旅行客へも配慮も期待できそうです。

 

今回の働き方改革では、障がいをお持ちの皆さまへの施策も充実されます。少しお時間をいただき、字幕を入れ編集を行ってFBにもアップさせていただきますね。

 

今日の質問は、

①NET119の普及について総務大臣に問う

②緊急通報用電話の整備について総理大臣に問う

③来日する外国人障がい者の交通運賃などの割引について総理大臣に問う

④障がい者の働き方改革について

⑤障がい者の学びなおしについて

以上の5点でした。

 

まだまだ予算委員会は続きます。 もうひと頑張りです!

 

 

*動画を↓の参議院インターネット審議中継 から見ることができます。

 

国会中継 参議院.jpg

 

(視聴方法)

①↑のバナーをクリック 

②左側カレンダーの下の予算委員会をクリック

➂予算委員会の開会日平成30年3月5日を選択(または30年3月5日を検索)する

④発言者一覧から薬師寺みちよ(一番下)を選択します。

 

*薬師寺みちよ議員の質疑開始は7:03:35頃~、

安倍首相の「頑張ります」は7:08:16頃、

加藤厚労大臣の「私共も、これからも障がいのある人々の支援を頑張ってまいりたいと思います。」は7:19:44頃です。

 

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(平昌パラリンピック開会式にて)

 

 

2018-8-30 電話リレーサービスのシンポジウムより.jpg

 

8月29日、東京で開催された「電話リレーサービスの制度かを考えるシンポジウム」~日本の未来に電話リレーサービスを!~に参加してまいりました。

 

G7の中で、電話リレーサービスが制度化されていないのは日本だけ。

 

海外の事例に学べと、韓国・カナダからゲストをお招きし、日本で電話リレーサービスを制度化するためのシンポジウムが開催されたのです。

 

本年度も厚労省から、地域の情報提供施設で電話リレーサービスが運営できるための予算は出ておりますが、その根拠となる法律もなく、継続性を考えると心許ない現状です。

 

また、情報提供施設は福祉の中に位置づけられているため、厚労省としては予算をつけやすいのですが、そもそも福祉ではなく通信行政の中で語られるべき課題なのです。

 

誰でもどこでも電話出来る現代社会において、聴覚や言語に障がいがあるだけで通信が自由にできないとなると、それは通信行政を司る総務省の管轄なのです。

 

そのことを踏まえ、今日は総務省・厚労省の両省からも担当者が参加し、学びの時間を共有いたしました。 誰が費用を負担するのか、誰が電話リレーサービスをマネジメントするのか、法的に根拠を担保することが必要なのか等々、各国の事例からもそれぞれのお国柄が伺えました。

 

カナダは差別禁止という意識が高く、英語とフランス語が公用語という所からも、聴覚・言語障害に対する情報環境整備は容易であったように伺えました。

 

興味深かったのは、AIで手話を言語化する方法を研究したが、今は時期尚早であると分かったとの報告があったことです。 表情や手の動き、そして全身を使い会話する手話、私もAIで読み解くことはまだまだ無理だと思います。

 

また、韓国はトップダウンの国。 大臣がやると言えばそれが展開していくことになり、そこに予算もついてくる。

 

日本はどの様にプロセスを辿り公的に24時間375日無料で電話リレーサービスが提供できるのか、頂いた課題は大きいものです。

 

最後に、韓国のチェ・ワンシクさんから提案がございました。

 

今は電話だけではなく様々なモバイルのツール・PC等でも通信が出来る時代である。「電話リレーサービス」という呼び名も考えた方がいいのではないか。

 

技術は進化いたします。 難しく考えすぎず、もっとシンプルに捉えれば、実現への道は遠くないのかも。 そう期待できるシンポジウムでした。

 

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2018-10-24 国会中継の演説に字幕がつきます♪.jpg

 

10月24日、いよいよ本日から第197回国会が開会いたしました。

 

今日、初日は安陪総理大臣の所信表明演説、麻生財務大臣の財政演説がございます。

 

午後2時から衆議院本会議場の様子がNHKで生中継されます。

 

その演説に今回から「字幕」がつくことになりました。

 

また、今月末に予定されている各党の代表質問の一部にも(の予定でしたが、質問と答弁「すべて」に字幕がつくように努力していただけるとのこと!)字幕がつく予定です。

 

すべての委員会での議論やその他の中継で字幕がつくというところまではまだまだ到達しておりませんが、NHKも議論を重ね、実現に向け一歩一歩努力してくださっています。

 

字幕を付けるためにはそれ相当の労力が必要です。リアルタイムで字幕を打つには3・4人で連携していかねばなりません。またそれを確認する人、画面に合わせて字幕の位置やタイミングを決め画面に載せる人等々、多くの方々の素晴らしい連係プレーで成り立つものなのです。

 

私も現場を見せていただき、息つく暇もない緊張し張り詰めた中での業務に感服いたしました。

 

NHKで、それも国会中継ということになれば、さらに正確性を求められることでしょう。

 

まずは、皆様もご覧いただきご意見いただければ幸いです。

 

私は、今国会も、議論の場を「厚生労働委員会」・「予算委員会」・「復興特別委員会」に頂きました。

 

与えられた時間を一生懸命に議論させていただきたいと思いますので、今後ともご指導の程よろしくお願い申し上げます。

 

10月24日 臨時国会.jpg

 

 

2018-11-8 参議院予算委員会より.jpg 

 

11月7日、予算委員会にて補正予算案の質疑がございました。

 

私も質問時間をいただき、

 

1.NET119

2.電話リレーサービス

3.ヒアリングループ

 

について手話を交え、総理・総務大臣・財務大臣に質問させていただきました。

 

NET119は、現在2割の消防本部に導入されております。未整備の地域が多く電話の119の様に、いつでもどこでも誰でも使用できるシステムとはなっておりません。また、2年後までに整備予定の消防本部が6割という調査結果も、如何にこのシステムの重要性が認知されていないのかを示しております。導入されている地域を公開することも提案させていただきました。

 

総理からは、アプリを使用した110・118緊急通報について来年度中に全国導入を図り、NET119は今後も自治体に働きかけ2020年には100%を目指す旨の答弁をいただきました。

 

電話リレーサービスについては、これまでその担当をめぐり、「厚労省」と「総務省」間のキャッチボールが続いてまいりました。

 

公的サービスとして導入するための交渉窓口も存在しない状態だったのです。これに対し、両省に何度も交渉を重ねてきた私も痺れを切らしました。

 

双方で決着が付かないのであれば、総理に聞いてみよう!総理に決めてもらおう! 質問の趣旨を総理もご理解いただき、公的電話リレーサービスについては「総務省総合通信基盤局」が担当することを明言いただきました。

 

合わせて当事者の皆様も含め、議論する場を設けて頂ける事もお約束くださいました。

 

やっと、24時間365日誰でも使える電話リレーサービスへの道が開けました。

 

この部署で電話リレーサービスを使用した緊急通報のあり方についても議論がなされるはずです。

 

財源、通訳の育成等々、まだまだ課題は山積しております。 これからも担当部署の動きを注視してまいりたいと思います。

 

最後に、ヒアリングループについて、広報の意味も含め、質問させていただきました。

 

実は予算委員会が開かれている第1委員会室にもヒアリングループがございます。しかし、それを誰も知らないのです。

 

参議院側のほとんどの委員会室に設備はあるのですが、使われる事無く放置されてまいりました。残念なことに、衆議院にはヒアリングループの設備はございません。

 

NET119等の緊急通報システムや電話リレーサービスもそうです。

 

障害をお持ちの皆様だけが知っている、使っている、その様な状態ではいつまでたっても広まることはございません。

 

バリアフリー・インクルーシブな社会という言葉ばかりが一人歩きしております。

 

多様性を受け入れ、誰でも胸を張り誇り高く生きていくことが出来る社会を構築するには何が必要なのか、1人1人が今立ち止まり、真剣に考える必要があるのではないでしょうか。

 

また後日、質問の動画に字幕をつけ公開させて頂きます。 下手な手話ですがそこはお許しくださいませ。 国会の情報保障を今後とも進めてまいります!

  

<追記です:予算委員会質疑の詳細のpdfファイルはこちらから>

 

pdf薬師寺参議院議員 2018-11-7 予算委員会.pdf (0.44MB)

 

11月7日予算委員会 ヒアリングループ.jpg

 

 

2019-3-8 「ケアラー」について.jpg

 

3月5日、いよいよ参議院日、来年度予算案の審議がまいりました。

 

今日は基本的質疑です。

 

テレビ入りの予定でしたが、時間が押してしまい、私の出番は夜8時近くになってしまいました。そのためNHKも夜12時からの放送となりました。

 

今日のテーマは「ケアラー」

 

日本語の「介護者」とは違う「ケアラー」という概念。

 

様々な角度から議論してみました。以下、概要をお示しいたします。 (手話で頑張ってみたのですが、いつも通りに気持ちが先走ってしまいました。お見苦しい点もあったかと思いますが、お許しくださいませ)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

1.ケアラーという言葉を知っているか。彼らが置かれている状況を理解しているか。(安倍内閣総理大臣)

 

①ケアラーとは、無償で介護等のケアをする人であると承知している。NPO法人が行った調査によれば、ケアを行うことで睡眠の中断、自由時間の制約、趣味やボランティア活動等の社会活動の減少に加え、心の不調や孤独感を感じているという状況にあると承知している。

 

2.いまも10万人が介護離職していることについてどのように感じているか。(厚生労働大臣)

 

①2020年代初頭までに約50万人分の介護の受け皿整備や相談支援の強化等、取組を推進している。 ②処遇改善や就業促進、職場環境の改善による離職の防止、人材育成の支援をしている。 ③働く方が離職せずに仕事と介護を両立できるように、育児・介護休業法に基づく介護休業等の周知徹底など、職場環境の整備にも取り組んでいる。 ④家族の介護により離職を余儀なくされた方に対しては、ハローワークにおいて個々の求職者の実情に応じたきめ細かな職業相談、職業紹介を実施している。

 

3.退職前の予防をお願いしたい。(厚生労働大臣)

 

①育児・介護休業法があるので、介護休業などの周知徹底など、職場環境の整備が大事だと考えている。

 

4.ヤングケアラーの問題について、文部科学省ではどのように受け止めているか。(文部科学大臣)

 

①小中学校あるいは高等学校など学校現場において、家族の中にケアを要する方がおり、その世話や介護などを担っている児童生徒がいることは承知している。 ②網羅的な調査は行っていないが、例えばスクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラー活用事業の実践事例については毎年度報告があり、例えばスクールソーシャルワーカーがおばあちゃんの介護や家事を担う生徒の相談を受けて、生活保護担当のケースワーカーと連携して介護保険の導入などの支援を行ったりした事例があるというように承知している。 ③スクールソーシャルワーカーを活用するなどして関係機関による支援につなげるということが私どもの課題であるし、そういうことをしっかりと進めていきたいと考えている。

 

5.厚生労働省で始まった調査であるが、文部科学省でも協力いただきたいがいかがか。(文部科学大臣)

 

①厚生労働省の実態調査の結果も踏まえ、厚生労働省とも連携してこうした児童生徒に係る事例について具体例も含めて把握する。 ②全国の教育相談の担当者が出席する会議などにおいてしっかりと共有することにより、本当にこういうが事例ないのかということのアンテナを張っていくなど、きめ細かい対応をしっかりと進めていきたい。

 

6.もう一言!(文部科学大臣)。

 

①例えば、いじめや児童虐待など、二十四時間子供SOSダイヤルやSNSなどを活用した相談など様々な相談窓口が今設置をされているが、こういった事柄を通じて児童生徒が必要な支援を受けられるようにしっかりと相談体制の整備に努めたい。 ②具体的にどのような調査、対応が必要かということについて厚生労働省としっかりと打合せをしていきたい。

 

7.障害者の家族の問題について。介護者が自分の人生を生きられるための施策というものを充実させていただきたいがいかがか。(厚生労働大臣)。

 

①障害のある家族がいる場合、自分の家族を介護するのが使命だと思い、仕事や勉強などを我慢する、あるいは冠婚葬祭を始めとする社会的な活動を何もかも我慢して、自分の人生を犠牲にしてまで介護を行わなければならないという思いを持たれている方もいる。 ②障害児支援策の中では、子供の障害を受け止め、前向きに捉えることができるようにするとともに、自分が独りぼっちで子育てをしているのではないことを実感し、保護者が子供に向き合うゆとりと自信を回復することを目指している。 ③障害者本人のみならず家族の負担軽減等の支援も重要であるとの認識の下に、児童発達支援、放課後等デイサービスなどの障害児サービスのメニューの充実、普及、これらのサービスにおいて、子育て等の悩みを保護者が自分だけで抱え込まないための相談対応、子供の育ちを支える力を付けるための家庭内養育支援といった支援、また、これらのサービスを中心に、自治体、学校、医療機関等の関係機関が連携して支援を行うことによる家族の孤立防止という取組を実施している。 ④こうしたサービスについての周知を徹底し、必要なサービスメニューを適切に利用していただく ことで、障害のある子供を持つ親や兄弟姉妹も自分自身の人生を生きることができるようにより一層尽力していきたい。

 

8.厚生労働省は初めてマニュアルを作成したが、しっかりと法律にしていくべきではないか。(内閣総理大臣)

 

①要介護者自身がデイサービスやショートステイなどの各種サービスを活用することは、こうした 家族内の介護を担っていただいている方にとってレスパイトケアとしての側面や他の生活との両立が可能となるといった側面があり、こうした在宅介護サービスの拡充を図っている。 ②加えて、介護を行う方本人に着目した支援も重要であることから、昨年度、市町村や地域包括支援センター向けの家族介護者支援の充実を図るためのマニュアルを作成し、全国に周知をしたところ。 ③家族介護者への支援については、社会全体で要介護者とその家族を支えていく機運の醸成を図るとともに、それに向けてどういった対応が考えられるか、よく研究させてみたい。

 

9.消費税増税分をケアラーのために使ってほしいが、いかがか。(内閣総理大臣)

 

①我が国の介護保険制度では、適切な介護サービスの提供によって介護者本人への支援を行うとともに、家族など介護を行う方の負担軽減を図っている。 ②具体的には、消費税財源を活用した地域医療介護総合確保基金により介護サービスの受皿整備を図っているほか、家族介護支援等も含めた地域支援事業の費用は介護保険制度の中で賄われており、これらの充実を通じて、家族など介護を行う方への支援を図っていきたい。

 

H31年3月5日 国会にて.jpg

 

 

2019-3-25  イラストが使われました♪.jpg

 

3月25日 薬師寺先生質疑-ありがとう.jpg

 

3月25日、予算委員会集中審議(安倍内閣の基本姿勢)

 

今日は、6年間の任期で最後のテレビ入りになるかもしれません。 以前より訴え続けてきたことの総括と思い、

 

1.適切な医療を今後も享受するための普及・啓発

 

2.障害・病に対する支援を、行政の縦割りを廃し、人を中心とした切れ目無い支援に変えるべきではないのか

 

3.NHKの予算委員会放送への字幕付与を一刻も早く実現して欲しい

 

4.リアルタイムでの字幕には限界があるため、参議院のインターネット審議中継に事後でもよいので字幕をつけて欲しい。

 

5.手話で会話することで優しい社会を目指して欲しいが総理の考えは

 

以上の5点の質疑を行いました。

 

手話の部分については後に詳しくご報告させていただきます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

1.必ずしも医療目的でなく病院の処方を利用するようなことが、社会全体として適切な医療を受けられなくなる可能性にもつながることについて、国民の理解を喚起してほしいがいかがか。

 

(内閣総理大臣)

・少子高齢化の進展や疾病構造が大きく変化する中で、国民皆保険を維持し、持続可能な医療制度を実現していくためには、国、地方自治体、医療提供者の取組だけではなく、医療全体を支えるシステムに対する国民の理解が欠かせないと考えている。

 

・予防、健康づくりに対する保険者のインセンティブの強化によって、国民一人一人が健康維持増進に関心を持ち、健康寿命を延ばしていくとともに、給付と負担の見直しにより医療保険制度の持続可能性を確保することに加えて、医療従事者、国民双方のメリットにつながる上手な医療の在り方のために必要な情報提供や適切な医療の選択をサポートする取組などを進めている。

 

・多剤投与あるいは重複受診等々、今までも様々な課題があり、取り組んできたところだが、人生百年時代を見据えた改革を進めるためにも、社会保障、医療の現状についての国民の積極的な情報提供や普及啓発を通じて、国民自らが改革に参画している意識醸成を進めてまいりたい。

 

2.障害を持ったり、病を得たりすることがペナルティとなる社会ではいけない。縦割り行政による継ぎ接ぎの支援ではなく、普通に生活できる社会を構築することに努めていただきたいがいかがか

 

(内閣総理大臣)

・ライフステージに応じた切れ目のない支援を提供することで、障害のある方が活躍することのできる社会を築いていくことが重要である。

 

・通学や通勤の支援については、特別支援学校などに就学する場合の通学費の支援や、あるいは事業主が障害者の通勤支援を行った際の助成など、これまでも様々な施策を講じてきたところ。

 

・障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業は多様な事業に活用可能であり、地域によっては、関係機関の連携の下、障害のある方の通学や通勤の支援を行っている事例もあると聞いている。厚生労働省が今年度から実施している実態把握のための事業も活用し、まずはこうした取組の共有を図ることとしたい。

 

・政府としては、厚生労働省や文部科学省など関係省庁はもとより、国と地方が相互に連携しながら、各省庁の縦割りを排し、また国と地方というこの壁も取り去り、障害のある方がバリアなく安心して通勤通学できるように総合的な施策に取り組んでいきたい、また各ライフステージにおい てこの支援をしていきたいと考えている。

 

3.点字ブロックというものがあるが、参議院議員会館の中にはない。これは、国会が障害者差別解消法の適用除外であるためにこのように鈍感になっているのではないか。我々の名前や部屋の番号の点字表示も見当たらない。以前よりお願いしている、予算委員会のNHK中継に字幕を付与すべきではないか。

 

(上田NHK会長)

・国会中継に関しては、事前の取材などにより正確さを高いレベルで確保できるだけの準備が可能だと判断した場合に字幕を付与しており、昨年、2018年10月の臨時国会では、所信表明演説や代表質問に字幕を付与し、今の国会でも政府演説、代表質問に字幕を付与した。これに対し、聴覚障害がある方を含む視聴者から好意的な反響を寄せられた一方で、字幕の誤りを指摘する声も寄せられた。

 

・高いレベルで正確さを確保するよう努めているが、聞き取りにくい言葉を字幕でうまく表示できないなど、誤りを完全になくすことは難しく、正確に字幕が付与できる状況は限定的だと認識している。とりわけ、委員会のように発言があらかじめ想定しづらい場合には、正確な字幕付与はより難しくなる。

 

今後も、正確性、公平性を損なわず、国会審議の放送に字幕を付与できる条件が整う場合については実施できるように努めてまいりたい。

 

4.参議院のインターネット審議中継に字幕を付与することはできないのか。

 

(参議院事務総長)

・現在の参議院インターネット審議中継に字幕は付与されていないが、字幕を付与することは、聴覚障害者や高齢者の方にとって、国会審議の情報を得るための手段の一つとして有用であることは認識している。ただ、字幕を付与した場合の中継映像を一般に公開するときには、誤変換や、公式な記録である会議録との関係が問題になり得ると考えている。また、仮に音声認識システム等を利用した字幕表示システムを導入する場合には、多額の費用が必要となる。

 

・インターネット審議中継における聴覚障害者や高齢者の方への配慮については、各会派の御協議を踏まえて対応してまいりたい。

 

5.簡単な手話について、国会の中でも広げていく必要があると考えているが、総理の意見をうかがいたい。

 

(内閣総理大臣)

・指摘のとおりであり、そういうところから始めていくことがバリアをなくしていくことにつながっていくのだろうとおもう。

 

・ありがとうございました(手話)。

 

3月25日 薬師寺先生質疑.jpg

(平成31年3月25日参議院予算委員会 Special thanks 薬師寺みちよ参議院議員)

 

【追記です】薬師寺みちよ参議院議員からパネルを譲っていただきました!(^^)! 4/2から北都銀行様のロビー展で展示しています。ぜひ、ご覧ください♪

 

 

 

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薬師寺みちよ参議院議員のFBより 演説付.jpg

(Special thanks 薬師寺みちよ参議院議員)