インフォメーション
埼玉県朝霞市で制定された「朝霞市日本手話言語条例」をご紹介します。
朝霞市ではろう者が使用する「日本手話」が言語であることを位置付けるため「朝霞市日本手話言語条例」を制定し、全国で20番目、平成28年4月1日に施行しました。
「日本手話」を言語として定義した条例は全国初です。
条文はこちらから⇒ 朝霞市日本手話言語条例 全文.pdf (0.12MB)
「手話」といってもコミュニケーション手段としては様々な手話があります。音声日本語を話しながら日本語の単語に手話を対応させるのは「日本語対応手話」とも言われ、ろう者が使う「日本手話」とは言語体系としては異なるものです。また「中間手話」と呼ばれるものもあります。
手話言語条例の制定にあたり「日本手話」と定義したのは現在のところ朝霞市だけで、今後に注目しています。
朝霞市で作成されたリーフレットを転載(許可済)してご紹介します。とても見やすいリーフレットで要点が分かりやすいのと、『聴覚障害者災害時支援用バンダナ』や『コミュニケーションボード』『ヘルプマーク』も紹介されています。
pdfファイルはこちらから↓
朝霞市日本手話言語条例 リーフレット表紙.pdf (0.46MB)
朝霞市日本手話言語条例 リーフレット内容.pdf (1MB)
朝霞市日本手話言語条例 リーフレット裏.pdf (0.73MB)
転載元(朝霞市公式HP>>朝霞市日本手話言語条例の制定と施策について)はこちら↓
全国では続々と手話言語条例が制定されていますが、群馬県前橋市のHPから「前橋市手話言語条例」をご紹介します。
同条例は全国で23番目、平成27年12月7日に成立し、平成28年4月1日に施行されました。周知用のチラシはこちらです。
条例全文はこちらから⇒ 前橋市手話言語条例 全文.pdf (0.15MB)
また前橋市では様々な取り組みをされていますが、その中のひとつ、コミュニケーション支援ボードをご紹介します。群馬県前橋市のHPでの説明文(転載)です。
『災害時、各避難所に手話通訳者を必ず配置できるわけではありません。避難所生活を送る聴覚障害者のほか、コミュニケーションを苦手とする音声言語機能障害者、また、精神障害や知的障害、発達障害のある方の情報取得及び意思疎通を支援するため、コミュニケーション支援ボードを作成しました。前橋市内の指定避難所(小中学校の体育館等)に順次配置していきます。
コミュニケーション支援ボードはこのページからダウンロードできます。ダウンロードはどなたでも可能ですが、営利目的でのダウンロードや配布は禁止しています。
また、スマートホンやタブレット端末の画面に表示すれば、そのままボードの代わりとして避難所で使うこともできます。』
コミュニケーション支援ボードは「平成29年度 前橋自立支援協議会」様で作成したもので全10ページにわたるものです。
全ページ(10P)はこちらから↓
コミュニケーション支援ボード(全10P).pdf (2.17MB)
秋田では北都銀行様が営業店舗でコミュニケーションボードを活用していますが、こちらは全国銀行協会で販売されているものです。
手話や筆談の代替手段としても有用だと思いますので、全国に広がってくれることを期待しています。
埼玉県で制定された「埼玉県手話言語条例」を、埼玉県のHP>>埼玉県手話言語条例から抜粋してご紹介します。
「埼玉県手話言語条例」は2016年3月25日に成立し全国で41番目(県では5番目)、2016年4月1日に施行されました。
<条例の主な内容>
手話は言語であるとの認識に基づき、ろう者とろう者以外の人が手話によって心を通わせ、お互いを尊重し共生できる社会の実現を目指して、*基本理念等(*原文は「以下の内容」)を規定しています。
*ろう者=耳の聞こえない人。特に手話を日常言語として用いる人。
条例全文はこちら⇒ 埼玉県手話言語条例 条例全文.pdf (0.16MB)
リーフレットも分かりやすくまとめられていますので、併せてご紹介します。
pdfファイルはこちら⇒ 埼玉県手話言語条例 リーフレット.pdf (0.56MB)
*転載元はこちら⇒埼玉県のHP>>埼玉県手話言語条例
全国では手話言語条例が続々と成立・施行されています。その中から「京都市手話言語がつなぐ心豊かな共生社会を目指す条例」をご紹介します。
京都市のHP/京都市情報館によると同条例は平成28年3月25日に京都市議会で市議会全員により提案され全会一致で可決され成立し、平成28年4月1日に施行されました。リーフレットがとても分かりやすいです(*^^*)
平成29年5月16日の本会議からは、インターネット議会中継への手話通訳も導入されています。
京都市では手話言語条例制定にあたり福祉だけにとどまらず、観光や学校教育などまで広げて手話を理解・普及の促進をしようとしています。
京都市は1878年(明治11年)、京都盲唖院が全国初の聾学校として設立された地でもあります。条例前文には、手話の歴史についても触れられています。
条例全文のpdfはこちら↓
京都市手話言語がつなぐ心豊かな共生社会を目指す条例.pdf (0.11MB)
兵庫県宝塚市で制定された「宝塚市手話言語条例」をご紹介します。
「宝塚市手話言語条例」は、全国で70番目、平成28年12月20日に成立し、同日施行されました。
条例全文はこちら⇒ 宝塚市手話言語条例.pdf (0.1MB)
宝塚市で作製した手話言語条例パンフレットは手話表現のイラストがたくさん載っていてとても分かりやすくて素敵です。
宝塚市手話言語条例パンフレット.pdf (1.51MB)
転載元はこちらから↓
宝塚市公式ホームページ>>宝塚市手話言語条例が制定されました