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2018-04-03 09:00:00

全国では手話言語条例が続々と成立・施行されています。その中から「京都市手話言語がつなぐ心豊かな共生社会を目指す条例」をご紹介します。

 

京都市のHP/京都市情報館によると同条例は平成28年3月25日に京都市議会で市議会全員により提案され全会一致で可決され成立し、平成28年4月1日に施行されました。リーフレットがとても分かりやすいです(*^^*)

 

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京都市手話言語条例-パンフ4.jpg

 

平成29年5月16日の本会議からは、インターネット議会中継への手話通訳も導入されています。

 

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京都市では手話言語条例制定にあたり福祉だけにとどまらず、観光や学校教育などまで広げて手話を理解・普及の促進をしようとしています。

 

京都市手話言語条例-条例制定.jpg

 

京都市は1878年(明治11年)、京都盲唖院が全国初の聾学校として設立された地でもあります。条例前文には、手話の歴史についても触れられています。

 

京都市手話言語条例-条例全文-2.jpg

 

条例全文のpdfはこちら↓

pdf 京都市手話言語がつなぐ心豊かな共生社会を目指す条例.pdf (0.11MB)

 

2018-03-31 14:00:00

平成29年度秋田県バリアフリー推進賞受賞.jpg

 

手話を身近な社会にするために取り組んできた手話カレンダー事業が、「平成29年度秋田県バリアフリー推進賞【活動部門】」に選定されました♪

 

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表彰事例集より抜粋.jpg

 

3年間続けて手話カレンダーを作製し、医療機関や教育機関、行政機関、図書館などに無料配布してきたことを評価していただけました。とくに「聞こえのバリアフリー」への取り組みとして表彰を受けるのはとても光栄です。

 

昨年開催した「手話の活用を考える講習会&ワークショップ」でも少し触れましたが、私は「バリアフリー」という言葉にはこだわりがありました。

 

「聞こえる人と聞こえない人の間には目には見えないけれど大きな壁があって、その壁を壊したい」という思いが強くあります。

 

そのためにはハード面のバリアフリーだけではなく、相手に伝えたい・通じ合いたいという気持ちが大事なんだと思っています。

 

手話は言語であり大切なコミュニケーション手段です。このバリアフリー推進賞の受賞が広く発信の機会になってくれれば嬉しいです。

 

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表彰式は3月22日、秋田県庁3Fの第一応接室で開催され、中島副知事から賞状と記念品をいただきました。

 

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平成29年度は当センターも含めて7団体が受賞され、集合写真を撮りました。

 

堀井副知事と.jpg

 

 

せっかくの機会ですので中島副知事と記念写真を撮りました。 

 

”継続こそが力”だと思っていますので、今後も手話カレンダー事業を続けていくことで「聞こえのバリアフリー」や手話への理解につなげていきたいと思っています。 

 

 

<平成29年度秋田県バリアフリー推進賞表彰事例集>

 

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バリアフリー 表彰事例集-P2.jpg

 

 

pdfはこちらpdf 平成29年度秋田県バリアフリー推進賞表彰事例集.pdf (1.8MB)

 

2018-03-31 11:00:00

国会は大荒れですが、そんな中でも薬師寺みちよ参議院議員は「障害者と就労」についてきちんと取り上げてくださいました。とても素晴らしい活動をされていて、当HPでもたびたび転載してご紹介してきました。

 

そんな議員さんを秋田にお招きすることが出来てとても光栄です。秋田から発信する素晴らしい機会にしたいと考えております。

 

「障害者と就労」についてどのように取り上げてくださったのかを薬師寺みちよ参議院のFB(H30/3/29)から転載してご紹介します。

 

 

薬師寺みちよ参議院議員のFBより 演説付.jpg

 

 

予算委員会開催中、3月後半、厚生労働委員会もやっと店開きです。

 

3月20日、厚労大臣の所信を聴きました。働き方改革に主眼を置いた内容となっており、さらに法案審議の際にも深掘りしていかねばなりません。

 

3月22・27日、大臣所信を受け質疑させて頂きました。私がテーマとしたのは、「障害者と就労」 働き方改革というのであれば、障害をお持ちの皆様も労働者として日本の産業を支えて頂く力となっていただかねばなりません。

 

しかし、現状、一般の就労に向け必要な知識や能力を習得してもらうため雇用契約を結び働く場を障がい者へ提供する「就労支援A型」では問題が山積しているのです。

 

事業所も利用者もうなぎ登りで増えております。障害を持っていても働きたいという意欲の表れとして歓迎すべきことです。残念ながら、国から補助金が支給されるため、安易な儲かる産業として、一部「貧困ビジネス」の様相を呈しているのです。

 

真面目な取り組みを行い、障がい者の新たな可能性を引き出してくださっている事業所も多々ございます。その事業所の足を引っ張る様に、次々と事業所が閉鎖、100名単位で障がい者が放り出されてしまっているのです。

 

今日は厚労省・中小企業庁とともに、さらに事業所の質を高め、安易な参入を規制し、障害をお持ちの皆様も収入が得られる仕組みについて共有いたしました。思いの外、中小企業庁も協力いただける様で、経営改善に関してもアイディアを頂きながら厚労省も手を入れてくださることとなりました。

 

3月23日、予算委員会から各常任委員会へ付託され、各省庁の予算を審議いたします。これは参議院ならではの仕組みで、より細かく省庁別に予算を審議することが出来ます。ここでは、厚労省のメンタルヘルス支援事業について質問いたしました。

 

メンタルヘルス対策等事業で「こころの耳」ポータルサイトをご覧いただいたことがありますか? まだまだ普及いておりませんが、とても「使える」サイトです。eラーニング等の仕組みも組み込まれております。

 

ストレスチェックテストも義務化されましたが、集団分析結果の活かし方が次への課題です。こころの耳ポータルサイトの相談から見えてくる課題を施策に反映させるための仕組みもまだありません。

 

また来年度、療養・就労両立支援指導料・相談体制充実加算が新設されますが、その適応は「がん」だけ。治療と仕事の両立という看板を掲げるのであれば、すべての疾患に適応すべきです。

 

まだまだ議論すべき点は多々ございます。これから本格的に厚労委員会は法案審議にもはいります。 機会を見つけ、自分なりの感性を活かし質疑を展開してまいりたいと思います。

 

 

2018-3-20障害者と就労.jpg

(Specilal thanks 薬師寺みちよ参議院議員)

 

 

こころの耳のホームページはこちらから↓

こころの耳  バナー.jpg

 

2018-03-29 09:00:00

障害者差別解消法や手話言語条例が目指しているのは「共生社会」です。

 

そのためにはどのような意識付けが必要なのか?

 

とても難しい課題ですが、松﨑丈先生(宮城教育大学准教授でろう者)の学生時代の体験談(3/21の投稿~原文はnoteより)に学ばせていただきましたので、転載してご紹介します。

 

 

松崎丈先生(宮城教育大学准教授)のFBより.jpg

 

 

聞こえない者の「声」に対する聞こえる子どもたちの反応から始まった「対話」の話です。

 

私の声はヘンだ、という話。

 

私が子どもの頃、初対面の人が聞いて明確にわかるほど明瞭に発音することが充分にできていなかったので、周囲からそのようなことをよく言われました。

 

当時のろう教育では、自然に音声言語を獲得できない聞こえない子どもに対して発音できるようになるための指導法を考案し、その指導法の有効性を確かめることに没頭していました。しかし現時点で、聞こえない子ども全員が初対面の人が聞いて明確にわかるほど明瞭に発音できるようになったという研究成果はゼロであり、実際にどれほど発音できるようになったのかについても個人差があります。

 

当時の私にとっては、なぜ発音がうまくできないのか?と疑問に思いましたが、むしろ周囲から「声がヘンだ」と逸脱のまなざしを向けられていることに対してどのように対処すればよいのか?ということが最大の関心事でした。なぜなら前述の指導法は、そうした逸脱のまなざしへの対処法を明確に提供していなかったからです。とにかく発音がうまくなるしかない、そんな印象を子どもなりに抱いていました。そのまなざしに対抗できることばが見つからず、その通りだと認めるしかありませんでした。

 

それから時間は過ぎ、大学院に進学した時のこと。

 

複数の小学校から総合学習の時間や道徳の授業などで自身の体験談を話したり手話単語や指文字を教えてほしいと依頼を受けるようになりました。大学に入学してから日本手話を身につけ、聴覚障害教育についても学び、「人間同士がわかりあうこと」とは何かについて思索を深め始めた頃です。

 

際に小学校で体験談を話したり手話単語を教えたりした後、子どもたちと質疑応答。すると、やはり次のような感想や質問がきます。

 

「先生の声はヘンですね」「なぜ声がヘンなんですか?」

 

なぜヘンなのかについて、大学で学んだ知識を使って聞こえないこどもが発音を身につけることの難しさやそれによって起きる様々な問題を科学的に説明することはできます。

 

一方で、そのように「科学的知識」を提供するだけでは、聞こえる子どもの側にそうした問題はなく、聞こえない子どもの側にだけ起こるものだ、という「逸脱のまなざし」を解消できないとも考えていました。新しい「まなざし」をどのように作ればよいのか考えねばなりませんでした。

 

そこで、あえてこのように話してみました。

 

「まず、私の声がヘンということについてちょっと考えてみたいけど、いいかな。確かに私の発音はヘンなところはあるけど、皆さんの手話もヘンだよ。何を言っているのかわからないところもあるよ。もちろん今日覚えたばかりというのもあるけれど。」と。

 

子どもたちは不意をつかれたようでしばし沈黙。私は続けて「でも、ここでよく考えてみてほしい。お互いにヘンなところを見つけてヘンだとそれだけを伝えることをどう思うかな?それはお互いわかりあえることとどのようにつながるのかな?」とまず問題提起してみました。

 

そして「ヘンだと思うのは、おそらくどうしてだろうと疑問に持った、つまり、私に関心を持ってくれたからそう言ってくれたんだろうなと思う。それは嬉しいよ。ただ、ヘンだとそれだけ言っただけでは、だれかと比べてダメだと言われているような気持ちになるよ。何のためにヘンだと言ったのか、もう少し詳しく話してくれると、おそらく思い込んだり誤解したりすることは少なくなると思う。もしお互いにわかりあいたいと思ってそう言ってくれたのなら、そのことをはっきり言ってくれるとありがたいな。あとは、このようなことを言う前に相手を非難したり悲しませるような言い方になってないか一旦考えてみられるようになってくれたらいいかなとは思います。」と伝えました。

 

このように自分のもっているまなざしに注意を向けさせ、しかもそれは人間としてのありかた、倫理にも関わってくることを話しました。その上で、どうして聞こえない子どもは発音が難しいのかについて科学的説明をしました。もちろんその時も聞こえない子どもとのコミュニケーションで声のみに限定することの倫理的問題も補足しつつ。

 

そして手話を覚えたからといって、それだけで相互理解につながるわけではない。目の前の聞こえない人とともに生きていくのなら、その人とどのようにわかりあうことが大事なのか、その人との関係のなかで考えることが大切であることも。

 

こうして聞こえる子どもたちに、「声がヘンだ」という私との対話を通して、自分の言動がお互いにわかりあう目的とつながっているのかを吟味することと、そのために科学だけでなく倫理に関わることもきちんと加えて人間として大切なことは何かを伝えてみたわけです。

 

3月25日 発音.jpg

(Special thanks 松﨑丈先生)

 

2018-03-27 16:00:00

参議院議員の薬師寺みちよ先生を秋田市にお招きして講演会を開催することが決定しました!(^^)!

 

日時:9月8日(土)15時~17時

 

場所:秋田拠点センターアルヴェ2F

 

薬師寺先生は聴覚障害や手話についてとても理解があり、国会内外においてとてもご活躍されています。そして大変ありがたいことに当センターのHPでは、FBから度々転載させていただいています。

 

 

薬師寺先生 講演会-01.jpg

 

 

講演内容、情報保障や申込等の詳細は決まり次第、お知らせします。

 

私も今からとても楽しみです(*^▽^*)

 

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