インフォメーション

2019-12-30 19:00:00

昨年11月の国会で薬師寺みちよ参議院議員の質問に、安倍首相がこれまで担当が曖昧だった電話リレーサービスについて「総務省総合通信基盤局が担当する。」と画期的な返答をしてくれました(@_@)

 

電話リレーサービスは「ろう者」のためだけではなく、全ての者に必要な公的サービスとして提供すべきものです。

 

薬師寺みちよ参議院議員のFacebookから2019年の進捗状況を、以下、転載してご紹介します。

 

 

2019-1-18  おはよう日本で特集されます.jpg

 

NHKでは、1月18日(金)に、「おはよう日本」で電話リレーサービスの現状と普及への課題について特集する予定です。

 

私も、担当者とお話しさせていただきました。

 

一人でも多くの皆さまに、このサービスの重要性を理解していただきたいという熱い思いで取材していらっしゃいます。

 

NHKではこの放送のために電話がないことによる困りごとについて、皆さんからのご意見や体験談を募集しています。当事者の生の声を放送で取り上げて頂くことで、さらに多くの皆さまの「気づき」につなげることが出来ます。

 

電話が出来ない人がいる

 

ほとんどの聴者は考えたこともない、気づくきっかけもないのです。ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

 

「電話リレーサービス」は、聴覚・発語に障がいがある方々に代わって電話を代行するサービスです。現在、日本財団に登録した障がい者のみ、無料で提供されております。

 

110番や119番等の緊急通報の在り方を含め、24時間365日使用出来る公的サービスとして整備して欲しいと、何度も政府にお願いしてまいりました。

 

昨年の予算員会の場で、やっと電話リレーサービスの担当が総務省だと決まりました。これから総務省内に電話リレーサービスのワーキングチームが立ち上がり、本格的な議論が行われることになっております。

 

これは障がいをお持ちの皆さまだけのサービスではございません。私も使用し、今まで電話できなかった聴覚に障がいを持つ友人と連絡を取りたいのです。欧米諸国では当たり前の様に整備されている電話リレーサービスを日本でも!

 

この放送が機会となり、多くの皆さまの賛同を得て、制度化に向け更に前進出来ることを願っております。

 

8-29 電話リレーサービスの制度化.jpg

(H30/8/29 電話リレーサービスの制度化を考えるシンポジウムより)

 

 

2019-6-28  電話リレーサービスの整備を求める方針へ.jpg

 

嬉しいニュースが飛び込んでまいりました!

 

総務省と厚生労働省の有識者検討会は、聴覚障害者がインターネットを使い手話や文字入力で電話できる「電話リレーサービス」について、国に公共インフラとして整備を求める方針を決めました。

 

毎日新聞

 

https://mainichi.jp/articles/20190628/ddm/012/040/028000c

 

中日新聞

 

https://www.chunichi.co.jp/…/f…/list/CK2019062702000301.html

 

予算委員会、厚労委員会はじめ様々な機会に電話リレーサービスを取り上げ、各省庁とも交渉を続けてきた私にとって、本当の意味で肩の荷が下りました。

 

ここまできたらもう大丈夫です。

 

聴覚に障害があると電話が出来ない。

 

そのことにさえ気づかない聴者は多いのです。

 

連絡先に電話番号しか記入されていないレストラン、ショップ、そして銀行など金融機関の本人確認・・・

 

どれだけのご不便を感じていらっしゃったことでしょう。

 

これからは聴覚に障害があっても電話を便利に使用して頂ける社会になってくるはずです。

 

予算委員会で、総理が公共インフラとして整備する様にと総務省に指示していただいて7か月。

 

想定していたこととほぼ同等の出口を見出してくださいました。

 

しかし、緊急通報は今後の課題として残されております。

 

ここまでの道のりは長かった・・・

 

今回の制度化は日本財団、ろうあ連盟、研究者はじめ関係者の皆様の熱意が国を動かしました。

 

電話リレーサービスが公的サービスとして本格的に開始するまでに、私も国会に戻らねばなりません。

 

政治を諦めない!まだまだ課題は山積です。

 

政府が皆様のお困りごとを我がことと捉えるその日まで頑張るぞ~!

 

 

2019-11-25  嬉しいニュース.jpg

 

今日は嬉しいニュースが飛び込んで参りました!

 

総務省と厚生労働省の合同作業部会は、聴覚に障害がある方々がインターネットのテレビ電話による手話通訳を通じて、電話を利用できる「電話リレーサービス」を、2021年度中に公共インフラとして整備する方針を固めました。

 

多くの友人から喜びの連絡をもらい、電車の中で私も涙目になってしまいました。

 

一般の電話と同じように24時間365日利用可能。そして課題でもあった110番などの緊急通報にも使用出来る方向で調整が進んでいます。

 

専用サイトの通訳オペレーターが手話や文字でやりとりをすることで、聴覚や言語に障害があっても普通に電話出来る社会が間もなくここ日本でも実現出来るのです。

 

想像出来ますか? 現代にあって電話が使えない不自由さを。

 

その壁を作っているのは社会です。私も指摘されるまで恥ずかしながら気づきませんでした。

 

声にならない声がやっと政府に届き現実になるのです。

 

私は政治を諦めません。私も負けてはいられません。もっともっと当事者の声に耳を傾け教えて頂きながら歩んで参ります❗

 

電話リレーサービス-3.jpg

(H30/8/29 電話リレーサービスの制度化を考えるシンポジウム/国会にて)

 

 

薬師寺みちよ参議院議員のFBはこちら↓

薬師寺みちよ参議院議員のFBより 演説付.jpg

(Special thanks 薬師寺みちよ参議院議員)

 

 

関連記事.jpg

 

薬師寺みちよ前参議院議員のFacebookより

 

2018年/  薬師寺みちよ前参議院議員のFB)より/2018年「電話リレーサービス」普及推進

 

2019-12-30 18:00:00

薬師寺みちよ先生は、参議院議員として手話の普及や聴覚障害への理解、そしてデフリンピックのPRに取り組んでくださいました。

 

私も皆さんに知って欲しくて昨年9月に、薬師寺先生を秋田にお招きして講演していただきました!

 

11月23日の岐阜市での講演の内容を、薬師寺みちよ前参議院議員のFacebook(2019/11/25)から以下、転載してご紹介します。

 

薬師寺みちよ参議院議員のFBより 演説付.jpg

 

11月23日、岐阜市聴覚障害者協会にお招き頂き「デフリンピック誘致活動と手話」について講演させて頂きました。

 

私のライフワークでもある手話の普及とデフリンピック日本招致。

 

国会中継に字幕が無いため、聴覚に障害をお持ちの皆様は、自分に関係ある事でも何が議論されているのか知るよしもございません。(字幕はNHKとも交渉し代表質問のみ実現する事が出来ました❗)

 

国会や政治を身近に感じて頂くために、今日は電話リレーサービス・NET119について、私が予算委員会で質問し、総理が応えてくださっている様子も字幕付きで見て頂きました。

 

しかし、電話リレーサービス・NET119についてほとんどの方がご存知ない状態。岐阜でも2020年を目処にNET119導入予定ですが広報活動がまだまだ不足しているのです。

 

制度は出来ても使われなければ意味がありません。

 

今後の課題も浮き彫りになって参りました。

 

また、デフリンピックを見た事が無い方々の為に、2年前トルコで開催された夏期デフリンピックの視察の様子も見て頂きました。 スタジアムいっぱいの観客、手話でコミュニケーションをとってくれるボランティア。 来月12月にはイタリアで冬季デフリンピックも開催されます。

 

私も応援に駆けつけますが、是非皆様にも応援頂きたいとお願いいたしました。

 

情報保障が確保されていない為に命が守れ無い状況もある「聴覚障害」。

 

もっと行政は本気になって取り組むべきだと再確認した講演となりました。

 

薬師寺先生 岐阜講演.jpg

 

 

関連記事.jpg

 

2019-12-31/  薬師寺みちよ参議院議員の講演会を開催しました♪

 

薬師寺みちよ前参議院議員のFacebookより

 

2019-12-14 10:30:00

薬師寺みちよ先生は手話や聴覚障害にもっとも理解があり、参議院議員として様々な課題に非常に熱心に取り組んでくださいました。

 

手話の普及やデフリンピックのPR、そして「電話リレーサービス」を公的なインフラとして整備することを国会で訴えられていました。

 

12月12日にイタリアで開幕した冬季デフリンピックの応援に行ってくださっています!

 

薬師寺みちよ前参議院議員のFacebook(2019/12/13)から以下、転載してご紹介します。

 

薬師寺みちよ参議院議員のFBより 演説付.jpg

 

12月12日、冬季デフリンピックイタリア大会の開会です!

 

町中の人々が通りに並び、その真ん中を選手団はそれぞれの国の国旗を持ち、堂々の入場行進です。

 

今回のICSD(国際ろう者スポーツ委員会)では、新たに台湾のKang Chenさんが委員長に選出されました。

 

彼は親日家としても日本のろう者の間で知られており、私も何度もお世話になっている間柄。2025年デフリンピック日本開催に大いに期待してくださっているお一人です。

 

ICSD改革委員会では筑波技術大学の大杉先生が先頭に立って頑張ってくださっております。

 

我々日本勢も今後のデフリンピック日本招致だけをゴールに設定しているのではありません。未来の子供たちのためにも、国際的にデフスポーツを主導していく立場で頑張っています。

 

いよいよここ寒いイタリアで熱戦が始まります。

 

皆様の応援、よろしくお願いいたします!

 

冬季デフリンピック-1.jpg

(Special thanks 薬師寺みちよ前参議院議員)

 

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