インフォメーション

2017-12-31 06:00:00

10月12日・13日は「あきた起業家交流フェスタ2017」起業家交流展にブース参加してきました♪ 会場は秋田拠点センター・アルヴェ1Fのきらめき広場です。

 

手話秋田普及センターの活動や手話、聴覚障害のことを広く知っていただくことと、参加される起業家の皆さんとの交流の機会になればと昨年に引き続きの参加です。

 

秋田県内を拠点に事業を行っている49の創業・起業家が出展されていました。

 

10月13日 ブース全景.jpg

 

2Fから撮った全景ではちょっと分かりづらいですが、当センターは画像右上の位置にブースがあります。2枚パネルが使えたので手話のイラストや手話カレンダーや講習会&ワークショップのポスター、Y-SMILE.株式会社様から提供いただいている聴導犬や指文字のポスターなどを展示しました。

 

10月13日 ブース.jpg

  

13日は出展者によるプレゼンテーションがあって、私も手話であいさつをしましたが、やはり緊張してしまいますね。

交流展には草彅幸子様(中央画像の左側)と高橋利枝様(左画像の右側)も出展されていたので一緒に写真を撮りました。

  

起業家交流展 紹介写真.jpg

  

Happiness&Emotion代表の草彅幸子様は昨年の交流展でお会いして、今年「手話の活用を考える講習会&ワークショップ」の第1回「接客」と11月12日の第4回「観光」の講師をお願いした方です。

高橋利枝様は私と同じく2年前の第3回ビジネスプランコンテストに出場されたいわば同期で、今年、NPO法人あきた美遊路を設立されてご活躍されています。

 

12日は第5回あきたビジネスプランコンテストが2Fの多目的ホールで開催され、井出彩名さんの【「AIUから地域貢献!」オリジナル英語接客マニュアル制作します】がグランプリを、準グランプリは尾崎美由紀様の【「また生きたくなる」ストレスマネジメントセミナー事業】が受賞されました。おめでとうございます!

 

「手話=ビジネスプラン?」と思われるかもしれませんが、法人事業を継続していくうえで経営的視点は必要不可欠です。参加された方はみな独創的なアイデアと素晴らしい行動力をお持ちの方ばかりで、とても刺激を受けました。

今回も出展して多くの方と交流させていただいて、今後の活動を広げていくうえでも有意義な交流展となりました♪

 

 

 

10月5日の記事はこちら

 

10月12日(木)・13日(金)に「あきた起業家交流フェスタ2017 起業家交流展」が開催され、当センターも出展します。

昨年も参加したのですが、その時お会いした方たちから、手話カレンダーを掲示していただいたり講師をしていただいたりFBで交流させていただいたりしています。

 

2017起業家交流会.jpg

 

 

また、12日は併せてビジネスプランコンテストも開催されます。会場は秋田拠点センターアルヴェです。新しい自分なりのスタイルで起業した(される)方のプランを見るのをとても楽しみにしています♪

 

2017起業家交流会フェスタ.jpg

 

 

当センターのブースを見かけたら、お気軽に声をおかけくださればうれしいです。

詳細はこちらからどうぞ ↓

H29起業家交流会バナー.jpg

2017-12-31 05:00:00

仁・実さんが自費出版された「手話ろうよ」の2冊セットが届きました!

 

作者の仁・実さんはろう者で、「しゃべろうよ」(画像右側)はろう者と聴者が「通じあう」をテーマに描かれています。「手話ろうよ!川田くん」(画像左側)も「ただ、お話がしたい」そのために「手話を覚えないと」という微笑ましいストーリーとなっています♪

 

「娘にもいつかこんな出会いがあるといいなぁ」と思いながら読みました(#^^#)。この2冊は期間限定販売でしたので現在は購入できませんが、北都銀行様の営業店で開催しているロビー展などで機会があれば展示したいと思っています。

次回作も今からとても楽しみしています♪

 

手話ろうよ 2冊セット.jpg

 

 

仁さんとの出会いはマンガ「耳が聞こえる人が基準の社会の中で」からでした。

 

私には「耳が聞こえる人が基準の社会」というフレーズがストンと胸に落ちました。そうです、社会の仕組みは多数派が基準になっていて全ての障がい者は少数派です。多数派(健常者)がそれぞれの障害による基準の違いを理解していけば偏見や差別の解消につながっていくはずです。でも「耳が聞こえないこと・聞こえにくいこと」って、多数派(聴者)には見えなくて分かりづらいのです。

 

聴者からみれば当たり前のことでもろう者や難聴者にはとても大変ということはたくさんあります。また逆に手話でコミュニケーションをするろう者に対して、どのような対応をしたらよいか戸惑うこともたくさんあると思います。

 

仁さんはろう者の視点から聴者に理解して欲しいことをマンガを通じて分かりやすく発信されているのです。

 

耳が聞こえる人が基準の社会の中で の紹介.jpg

 

私も4月11日の北都銀行様での手話講習会の時に本の中のコラムを活用させていただきました。多くの人に知って欲しいので、北都銀行様の営業店でのロビー展でも展示しています。

 

「聞こえる人が基準の社会の中で」は千葉聴覚障害者センター様で販売されていますので、ぜひご一読ください。 

 

 

聞こえる人が基準の社会の中で.jpg

 

 

 

関連記事.jpg

 

2017-04-19/  北都銀行新入行員の皆様に手話講習会を開催しました。

 

2017-10-04/  北都銀行様の営業店でロビー展を開催しています。

 

2017-12-31 04:00:00

11月25日、「電話リレーサービス普及啓発のための学習会」に参加してきました。

一般財団法人全日本ろうあ連盟では、電話のバリアフリー化(電話リレーサービスの制度化)をめざしていて、普及啓発のための学習会が秋田市で開催されたのです。

 

うちの娘もそうですが、聴覚障がい者には電話が出来ない方がたくさんいます。そこで電話が出来ない聴覚障がい者に代わってオペレーターが代行をするのが「電話リレーサービス」です。

   

電話リレーサービス.jpg

 

日本で最初の電話リレーサービスは2000年12月から民間企業の自立コム社による本格的なTRS公開運用実験を経て2002年12月に運用が開始されたそうです。しかし2004年3月に、採算性の問題により中止になりました。

 

現在、いくつかの企業により電話リレーサービスを提供中ですが、いずれの事業者も24時間体制にはなっていないそうです。

 

日本財団では電話リレーサービスを2011年にモデル事業として開始し、2013年に全国展開しました。11月14日付の河北新報によれば、11月7日現在、全国で約6,200人、月約1万5,500件の利用があるそうです。しかし国民の理解と公的支援はまだまだ足りていないのが現状です。

 

海外では公的に実施されている国が20ヶ国以上あるそうです。例えば韓国では2004年にサービスが開始され、基本的にはすべて無料、24時間・365日サービスが提供されているそうです。リレーサービス利用のための全国統一番号(107)があり、2015年の利用実績は52万件です。

 

理解不足の理由のひとつに私たち聴者は電話が出来ることが当たり前すぎて、「電話が出来ない人がいる」ということが見えていないんだと思います。例えばポスターやチラシで、お店の予約やチケットの申し込み・お問合わせに電話番号しか記載されていないことがよくあります。私も以前は全く気にしていませんでしたが、聴覚障害に関わるようになってからFAX番号も記載しなければいけないと気づきました。

 

しかし電話リレーサービスがあれば、気兼ねなく電話で申し込むことができます。普段ちょっとしたことで友人や親、同僚にお願いするのも…と遠慮することもなくなるし、FAXと違いリアルタイムで会話が出来るようになります。

 

娘もまだ小さいですが、思春期になると親に知られたくない会話もあると思うので、ぜひこのようなサービスを利用できればと思います。きっと「自分で出来た!」と自信につながることでしょう(*^-^*)

 

ただ、24時間対応できないとか、セキュリティが厳しい内容は無理だとかまだまだ課題があることも分かりました。全日本ろうあ連盟や日本財団だけでは難しいこともあるので、更なる理解と支援が広がることによって整備が進んでいけばと思います。

 

電話が聞こえない人・聞こえにくい人にとっても便利なツールとなるような公的な制度化が必要だと思いました。

 

 

<電話リレーサービス学習会のご案内>

 

11月25日(土)に一般社団法人秋田県聴力障害者協会様主管で、電話リレーサービス普及啓発のための学習会が秋田市中央市民サービスセンターで開催されます。

 

電話リレーサービスは、日本財団が聴覚障がい者の情報アクセスのバリアフリー化をめざし、2013年9月より試験的に始められているものです。

 

主管者様では電話リレーサービスの普及啓発と制度化を目的に開催するこの学習会へ、聴覚障がい者当事者やそのご家族、手話関係者、行政関係者などに幅広くご参加を呼び掛けております。ぜひ、ご参加ください。

 

電話リレーサービス.jpg

 

 

関連記事.jpg

 

2017-06-17  薬師寺みちよ参議院議員のFBより 6/8厚生労働委員会

 

2017-12-31 03:00:00

11月29日をもって「スギッチ」は引退となりました(T_T)

 

スギッチは2004年に秋田県が公募した秋田わか杉国体(2007年)のマスコットキャラクターに採用され、秋田県を代表する「ゆるキャラ」として親しまれていました。秋田杉をモチーフにしたデザインと瞳が印象的で、国体後には秋田県の職員に採用され、肩書は広報広聴課主任でしたが、このたび退職となってしまいました。

 

実はスクールバスに”手話”をしているスギッチが描かれています♪

 

スギッチ スクールバス.jpg

 

もうイベントなどでは会えないでしょうけど、スクールバスでならまだしばらくはスギッチを見ることが出来ますよ。  

2017-12-31 02:00:00

茨城県筑西市で開催されている「29年度手話講座」のテキストの表紙に当センターのイラストが使用されています♪

 

筑西市 手話講座-1白.jpg

 

筑西市の手話講座の担当の方から「表紙にイラストを使わせて欲しい」と要望がありました。既に描いているイラストならということで、「おはよう」や「こんにちは」など全13講座のうちの6講座のテキストの表紙に使われています。

 

筑西市 手話講座2-3.jpg

 

手話の普及を目的に描いているイラストですので、「手話を学びたい」と受講されている方たちの少しでもお役に立てれば嬉しいです。

 

 

関連記事.jpg

 

2019-03-17/  茨城県筑西市でのパンフレットにイラストが使われています(#^^#)