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2016-12-31 11:00:00

2016年 8月14日東京ヴェルディ手話講習会.jpg

 

2016年8月14日~17日にかけて秋田市雄和で「第20回AKITA花まるっCUP」が開催されました。

 

この大会のため来秋された東京ヴェルディサッカースクールの子供たちに、8月14日の夕方6時から手話講習会を開きました。

 

場所は秋田市雄和の県営トレーニングセンター宿泊棟です。

 

東京ヴェルディ 場所、横断幕.jpg

 

当センターとしても手話講習会は初めてのことなので、講師と手話通訳者を依頼して臨みました。お盆期間でしたが快く引き受けてくださったお二人には感謝でいっぱいです。

 

講師の佐藤先生はフットサルもされていて、手話での挨拶や指文字だけではなく、子供たちにデフサッカーのことやフットサルとのルールの違いなども教えてくれて適任でした。

 

東京ヴェルディ 手話講習会.jpg

 

東京ヴェルディ 講習.jpg

 

娘もちょっとだけですが、みんなの前に立ってお手本を見せてくれました。

 

当初は東京ヴェルディサッカースクールの子供たち18名とのことでしたが、途中から同泊しているエレファントという他のチームの子供たちも参加してくれて40人近くが集まってにぎやかな講習会になりました。もちろん、ウェルカムです!

 

子供たちは来秋されたばかりで日中は試合に練習にと疲れていたことでしょうしご飯前という時間帯でしたが、熱心に手を動かしている姿にとても嬉しく思いました。

 

手話講習会が終わってからみんなで「手話でI LOVE YOU」のポーズで集合写真を撮りました。

 

東京ヴェルディ 集合写真.jpg

 

東京ヴェルディサッカースクールの子供たちには手話講習会の記念に絵ハガキをプレゼントしました。中段の「サッカー」と「がんばる」は娘が描いたイラストです。

 

今回の手話講習会は当センターにとっても、とても貴重な機会になりました。帰りに「手話でありがとう!」って見送ってくれたお子さんがいて、こちらこそ「ありがとう!」っていう気持ちでいっぱいです。

 

東京ヴェルディサッカースクールのコーチや参加してくれた子供たち、講師の佐藤先生や手話通訳者、その他ご協力していただいた皆様、ありがとうございました。

 

 

 H28 10月13日 手話講習会inかまくらの郷様.jpg

 

手話秋田普及センターでは、10月13日、秋田駅前西口(秋田市中通)にある居酒屋「かまくらの郷」様で手話講習会を開催しました。

 

「かまくらの郷」様はとてもおいしい新鮮な料理とその種類の多さも魅力ですが、雪国・秋田が凝縮された凝ったつくりの店内と「なまはげショー」が必見のお店です。

 

かまくらの郷 紹介.jpg

 

ことのきっかけは、9月3日に行われた「秋田きこえのバリアフリー体験(秋田県聴覚障がい児を持つ親の会主催)」の前夜祭が「かまくらの郷」様だったこと。

 

ろう者の方も参加していたので手話を使っていたら、なまはげに「手話でありがとうってどうやるんだ?」と訊かれました。そこで、なまはげに教えて実演していただいたのです。その時の画像がこちらです。

 

なまはげ「ありがとう」.jpg 

 

この画像をFBにUPしたところ、なまはげが手話をしている画像が珍しかったのか、とても反響がありました。

 

そこで後日、店長に「これまで以上にろう者や手話に理解のあるお店になって欲しい」旨と合わせて「手話講習会の開催」を打診したところ、快諾をいただきました。

 

ろう者で秋田大学文化教育学部、同医学部、国際教養大学の手話サークルで手話指導をされている仁村隆司様に講師をお願いし、全国手話通訳問題研究会秋田支部から手話通訳者を派遣していただきました。

 

仁村様には参加された皆様に「ありがとう」や「いらっしゃいませ」をはじめ、初心者向けで飲食店でよく使われそうな手話を教えていただきました。

 

なまはげも真剣に教わっています!

 

なまはげ 指導.jpg

 

なまはげには復習も兼ねて習った手話を実演していただきました。立ち振る舞いがダイナミックなので、とても見やすい手話でしたよ。

 

なまはげ 実演.jpg

 

もちろん1度の手話講習会で覚えられる手話はほんのわずかです。ろう者との実際のやりとりとなれば筆談やジェスチャーのほうが多いでしょう。しかし「聴覚障がい者が店に来られたことがないのでどう接したらいいか分からない、失礼にあたるので予約をお断りした。」などというお店とは対極にあることを理解して欲しいと思います。

 

手話講習会終了後は、素に戻ってお店の前で仁王立ちした「なまはげさん」でした。

 

かまくらの郷 なまはげ仁王立ち.jpg

 

この度はお忙しい中、時間をとっていただいた「かまくらの郷」の皆様、講師の仁村様、手話通訳者様、お疲れさまでした。

 

当センターでは今後もこのような活動を続けることで、ろう者への理解や手話の普及につなげていきます。ご協力ありがとうございました。

 

 

かまくらの郷 バナー.jpg

 

 

 

喫茶飲食生活衛生同業組合 講演会.jpg

 

平成28年11月6日の「秋田県喫茶飲食生活衛生同業組合」様が主催されている講演会に参加させていたきました。

 

フードサービスの新時代 パンフ.jpg

 

秋田県喫茶飲食生活衛生同業組合様では、「フードサービスの新時代」と題し「受動喫煙防止対策」と「障がい者差別解消推進」をテーマにした講演会を開催しています。

 

その第三回目の湯沢会場(日程は11/2→11/6に変更になっています。)での講演会にて少し時間をいただくことが出来たため、夫と娘と三人で湯沢市に行ってきました。

 

湯沢会場 式次第.jpg

 

「障がい者差別解消推進への取り組み」として手話サークルたんぽぽ会長の清水俊明様の講演のあと、私がお話しをさせていただきました。

 

手話をもっと身近な社会にしたくて法人を設立したことやあいさつなどの接客手話の重要性についてです。

 

手話(日本手話)での会話までとなると難しいけれど、あいさつなどの簡単な手話をいくつか覚えて使っていただくことは喜ばれる接客につながるはずという趣旨でお話しさせていただきました。

 

娘にもお手伝い(手話の実演)をしてもらったので、実際に手話を身近に感じる機会になってくれたのかなと思っています。

 

コラム1でも書きましたが差別は「正しく理解をしていない、正当な評価をしていない」ことから生まれると思っています。

 

主催者様には、手話や聴覚障がいに関する理解を深めていただくこのような機会を設けていただき深く感謝申し上げます。ありがとうございました。