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日向大吾様は山形県鶴岡市在住の酒田特別支援学校教諭でろう者です。
FBにチャリティコンサートを終えての思いを投稿されていたのですが、とても素敵で感動したのでご紹介します。以下、日向大吾様の7月1日のFBからの転載です。
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昨日は、ミュージックボランティアひまわりの会の、結成10周年記念チャリティコンサートでした。
私は結成3年目の時からのご縁ですが、節目のコンサートにご一緒できて幸せです。
声楽、ピアノ、バイオリン、読み聞かせ、そして私の手話と、それぞれが思いを込めて演奏。鶴岡の名だたる音楽家たちが集うひまわりの会、そして、「耳」を通して心に音楽の素晴らしさを届けるコンサート。
はたから見れば、きこえない私がそこにいるのは場違いかもしれません。
でも、手話を知らない、見たこともない人たちに、手話の魅力を手話アートという形にし、「目」を通して心に届ける、これは自分だからこそできること、自分の役目の1つという思いで、ご一緒させていただいています。
このような場も設定してくださるひまわりの会の仲間たちに、心から感謝です。
ステージ袖では、仲間たち同士で肩を叩いて励まし合ったり、ハイタッチで迎え合ったり。私も柄になく緊張して出番を迎えていたら、仲間たちが寄ってきて励ましてくれて、どんなに心強かったか。曲の合図出し等のサポートも受け、自分の役目を果たすことができました。
きこえない自分ながらも、とても素敵な時間を、素敵な仲間たちと共有することができました。
今日は一転、盲ろう者通訳・介助員養成講座の講師の仕事でした。講師として呼んでいただける、自分を必要としていただけること、とても光栄で、ありがたいことです。
今後も、自分にできること、自分の役目というものを見いだしながら、充実した人生を送っていきたい、そんなことを改めて噛みしめた週末でした。
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(Special thanks 日向大吾様)
<6月24日の記事です>
山形県鶴岡市で6月30日に、チャリティコンサートが開催されます。酒田特別支援学校教諭でろう者の日向大吾様が手話歌手として出演されます。
以下、日向大吾様のFBから転載してご紹介します。とても素敵な思いで活動されています。ぜひ、ご参加ください。
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ミュージックボランティアひまわりの会
(会のHP http://mv-himawari.sakura.ne.jp/index.html)
音楽を通して知り合った仲間の一人が多発性硬化症の難病と診断されたことから、世の中には難病と闘っている人が数多くいることに気づき、その病気と闘っている人たちのために自分にできることは何かないだろうかと考えました。
そして、2008年8月にチャリティコンサートを企画しました。
その後、この仲間で話し合いを行い、チャリティコンサートのほかにも音楽を通して地域に貢献できることもやっていこうということになり、病院や福祉施設等で音楽によるボランティアを行うことも活動に加えてこの会を結成しました。(以上、ひまわりの会HP「基本理念」より抜粋)
これまでのチャリティコンサート等の収益は、「難病のこども支援全国ネットワーク」に寄付してきました。
私は、8年前のチャリティコンサートの際に子ども達に手話を教えてほしいと声をかけていただき、その時にご縁ができました。次のコンサートからは、手話歌手として私もステージに立たせてくださるようになりました。手話を知らない人たちに、手話の持つアートとしての一面に触れてもらえる、とても良い機会になっています。
当然、私は耳がきこえないので、一人では何もできません。
リズムやメロディラインが明確な伴奏を工夫してくれたり、歌詞をPCに映して私の足元に置き、ワイアレスで画面の切り替えをしてくれたり、前奏や間奏の後の歌い出しで合図を送ってくれたりなど、メンバーの皆がサポートしてくれています。
最近の法律で話題になっている「合理的配慮」が自然にできている、素敵な仲間たちです。
結成10周年記念チャリティコンサート、来週の土曜日、6月30日(土)に行われます。
もしよろしかったら、ぜひお越しください。チケット、まだまだございます(^^)
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(Special thanks 日向大吾様)
2019-12-31/ 「見えない障害を考える講演会&冊子配布事業」
2018-12-29/ 「鶴岡市役所の前に名前が掲示されました。」