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2018年2月4日に薬師寺みちよ参議院議員が札幌市で講演されました。LLCみらいねっと様主催です。その様子をFBから転載してご紹介します。
2月4日、今日は札幌で講演です。
FBの友人、大寺まゆみさんが企画してくださった講演会の演題は「デフリンピック日本招致と手話言語法・手話言語条例とは?」
私も50枚近いスライドを作成し、皆さまに生の情報をお届けしようと張り切っておりました。トルコで開催された「デフリンピック」の素晴らしさ、そして障がいが日常に受け入れられている国民性、デフリンピックを通して見えてきた社会情勢などのお話しをさせていただきました。
デフリンピックのためにトルコでも国際手話通訳やトルコ手話の研修が行われた事からも、日本でデフリンピックを開催することによってろう者への理解が進み手話が広まっていくことは間違いありません。スポーツの力を借りて、心のバリアフリーを形成する、それがデフリンピックの真の役割とも思えます。
また、手話言語法や条例については、ろうあ連盟さんとは少し違う角度からお話しさせていただきました。全国の地方議会や自治体からも相談・情報をいただくことも多く、素晴らしい試みもこの様な場で披露させていただきたいと思っておりました。
手話言語条例も中身に地域性が必要であり、現在もそれぞれに特徴があること。
「困ってるので何とかして」と丸投げするのではなく、何が困っていて何をサポートして欲しいのか明確に示すことが重要であること。
国・都道府県・市町村、それぞれ役割が違い、適切な所へ相談に行く必要があること。
また、条例制定がスタートラインであり、そこから予算を取り中身を実行するまで責任を持たねばならぬこと。さらに実行可能性の高い条例とするためにも、ろう者が自ら行動し、聴者を巻き込んだ展開が必要であること。
さらに、埼玉県みよし町の「広報みよし」のARによる動画、埼玉県飯能市の電話リレーサービス等の支援策について、三ツ境南口商店街の筆談サービス等、具体的な事例もご紹介いたしました。
私の持っている様々な情報を皆さまと共有するスタイルでお話しさせていただきました。 外の寒さなど何処へ行ったのか? 会場から様々なご意見・ご質問もいただき、時間を延長し終了となりました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
少しでも何かを感じていただければ幸いです。
(Special Thanks 薬師寺みちよ参議院議員&LLCみらいねっと様)
<講演会の紹介記事です。>
当センターのHPでもたびたびFBから転載させていただいている薬師寺みちよ参議院議員。聴覚障害や手話に深く関わってくださっている素敵な議員さんです。
LLCみらいねっと様主催で薬師寺議員の講演会が2月4日に札幌市で開催されますのでご紹介します。代表の大寺まゆみさんとはFBで交流させていただいています。
『手話のないところに手話を』
2015年12月、大寺さんは「LLCみらいねっと」を立ち上げ、手話の普及に取り組まれ、ご活躍されています。大寺さんの起業への思いやその行動力が素晴らしくていつも勇気をいただいていました。
以下、LLCみらいねっとFacebook(12/16)から転載した紹介文とチラシです。
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デフリンピックをご存知でしょうか?
パラリンピックは知っていても、デフリンピックの認知度はまだまだ低いのが現状です。デフリンピックとは聴覚障がい者の総合スポーツ競技大会で4年に1度世界規模で行われており夏季大会・冬季大会があります。
弊社では、2018年4月の札幌市手話言語条例(仮称)施行に合わせてこの度
参議院議員 薬師寺みちよ氏を
お招きして2017年7月18~30日にトルコ・サムスン市で開催された第23回夏季デフリンピック視察と手話言語条例・手話言語法について講演会を開催いたします。
薬師寺みちよ氏は 自ら手話を学び、デフリンピック日本招致活動など手話普及に尽力されておられる方です。
現在、全国97自治体(道内13自治体)で手話言語条例が制定されておりますが手話言語条例施行後、街はどう変わったのか?
そもそも手話言語条例とは何なのか?
私たちが出来ることは何なのか?
何をしていくべきなのか?
聴こえない方はもちろんですが、聴こえない障がい、手話のことを知らない一般市民の方々に興味を持ち、広く知っていただく機会になればと考えております。
入場無料ですので気軽に足をお運び、ご聴講下さいませ。
【後援】 札幌市・札幌市教育委員会
HPはこちらから→みらいねっと手話教室・札幌
FBはこちらから→合同会社みらいねっと Facebook