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平成28年6月17日、秋田市のJR羽越線新屋駅舎内に "小さな図書館" がオープンしました。 開設されたのは秋田公立美術大美術学科助手の田村剛さんです。
ご自身の経験から、駅を利用する学生などに本に親しむ機会を増やしてもらおうと待合室に小さな図書館を作ることを考えられたそうです。
新聞の記事で知ったとき、とても素敵な取り組みだなーと思いました。
せっかくだから手話や難聴の本を置いていただけないかと田村さんに連絡をとってお会いして、手話や難聴や子育ての本などを寄贈させていただきました。
駅を利用される方が本を手にとってくれて、手話や難聴のことに少しでも興味を持ってくれたらうれしいです。
上の”小さな図書館”の画像を見て2つのことに気づかれましたか?
ひとつは「これからはじめる手話」と「ベビーサイン」の本の表紙が見えるように置かれていること。
これはオープンに立ち会った私に撮りやすいように配慮してくださったためで、もちろんこの時だけです(笑)。
もうひとつ、右上のハガキに気づかれましたか?
なんと、田村さんのご厚意により本棚の上に絵ハガキを置かせていただけることになりました!!
ハガキは「ご自由にお持ち帰りください」としていて時折訪ねては補充していきます。「手話のご紹介①」とあるのは②⇒➂と続けていきたいと思っているからです。
6月21日に「手話のご紹介②」を新たに置いてきました。4月に熊本地震があったことから、秋田からも発信になればと思い「くまモン」を描いてみました。
(こちらも撮影用に本等を動かしています。撮影後は元に戻しました。)
8月14日に「手話のご紹介➂」を置いてきました。昨年、手話カレンダー用に描いたイラストで医療機関向けに描いたものですが、「だいじょうぶ」や「おだいじに」はよく使われる手話なのでぜひ多くの人に覚えていただきたいです。
この素敵な”小さな図書館”の広がりとともに、手話に少しでも親しんでいただける機会になってくれたらうれしいです。田村さん、ありがとうございました。