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2018-07-31 10:30:00

障害者差別解消法や手話言語条例が目指しているのは「共生社会」です。

 

しかしついつい「ろう者や障がい者はこんなことに困っている」という視点から発信されがちです。その方が聴者や健常者には伝えやすい部分もありますが、立場や視点を変えれば「お互い様」なんだと思うことが共生社会に繋がるのではないでしょうか?

 

とても難しい課題ですが、松﨑丈先生(宮城教育大学准教授でろう者)のFBでの投稿(7/28の投稿~原文はnoteより)に学ばせていただきましたので、転載してご紹介します。

 

松崎丈先生(宮城教育大学准教授)のFBより.jpg

 

 

「困っている事」の意味。

 

ある手話サークルの話。

どこでもあるような話かもしれない。

 

手話を学ぶ聴者は、自分はろう者のためにできることをしたい、だからろう者や手話について理解したい、だからろう者の方から困っていることをもっと語ってほしい、と言う。私は問う。じゃ逆にあなたがろう者に自分のことで困っていることを語ることはしますか?と。問われた聴者は、そんなことは考えたことがないと目が点になり、それは必要ないでしょう、ここはろう者のためにあるところですから、と答える。この人は、ろう者から助けられる立場になるなんて全く想像もしていないだろうと思った。

 

自分は困っている人ではない、困っているのは相手の方だ、と考える。これは、自分は困ってはいけない人なのだと思ってしまっているからなのだろうか。そうなると、困る権利はどちらかにあるのかと議論しているようで、どうも話はおかしくなる。

 

どうせなら一緒に困ってみてはどうだろうか。それぞれが困っていることを披露してもよいと思う。へぇ!こんなことで困るんだね!!と。お互いに「異質な他者」同士。他者理解、さらには自己理解につながる意外な発見につながるかもしれない。

 

一緒に困ることは、共に生きることを歓迎することだと思う。困っている人は孤独じゃなくなり、困ってはいけないと思っている人も固定観念から解放される。ひょっとしたら当事者同士で納得のいく「共生」は、一緒に困ることから生まれることが多いかもしれない。一方だけが困り、もう一方は困らないようにふるまうことが、必ずしも「共生」につながるとは思えない。

 

困ることは、時として助ける立場にいる側の持っている知識や技術の範疇を超えてしまう。助ける立場にとってその範疇を超えられることは、自分の存在意味を喪失してしまいそうになるからしんどくなる。できるだけ困らないようにしようとする。さらにしんどくなる。

 

カウンセリングの世界では非常に有名な臨床心理学者カール・ロジャーズもそうだった。彼も助ける人であり、困っている人に答えを与えるものだと考えていた。ところがあるカウンセリングで状況が思うように改善されえない事態に直面した。やがて、自分はもう万策尽きた、困っていることを率直に認めよう、クライエントに話を聞いてみようじゃないか、助けられる立場になろう、とクライエントと考えてみることを始めた。そしたらクライエント(=困っている人)との対話の中に答えが見えてきたのだ。これがきっかけで、「来談者中心療法」「エンカウンターグループ」などより多くの人々を助ける素晴らしいアイデアを生み出した。こういうドラマティックな経験は、カール・ロジャースのような偉人に限らず、私たちも日常生活ですることがあるだろう。もちろんそのアイデアの内容の素晴らしさや規模の大きさは色々でいいと思うけれど。

 

それでも困っていることを相手に打ち明けることは、相手に負担をかけるものだと思い込んでしまってなかなかできないものだと思う。そうして打ち明けなかった場合、状況によっては自分への負担がさらにかかり、相手にもかけてしまうこともある。また、人を助けることはいいことだけれど、人から助けられることについては相手に負担をかけてしまうから申し訳ないと思い込んでしまうことも。でも、困っていることを分かち合うことで生きることが楽になるし、助けたり助けられることで共に生きることが楽しくなってくるのではないか。

 

カール・ロジャースのように、自分は困っている人ではない、助ける人だと思い込んでいた人が手詰まりになって、自分は困っているのだと受け入れ、相手との係わりのありかたを改めて対話を図ってみた時に、一筋の光明が差し込んだように自分と相手の助け方について新しい何かに出会うことがあるだろう。

 

だから、冒頭の手話サークルの話のように、一方が困っている人であり、他方が困ってはいけない人と「枠」に当てはめることにあまり意味を見いだせないのではないか。新しい何かに出会う道を閉ざしてしまうし。みんな潔くカール・ロジャースになればいいのではないか。ろう者とか聴者とかは関係なく。「共生」する場に身を置くのなら、お互いに「困っていること」に踏み込んで、一緒に対話することを試みていいと思う。

 

困っていることは、人間として尊い行為であり、私たち次第で「共生」につながるアイデアを提供してくれるものにもなりうる。これは、どこでもあるような話かもしれないし、実際どこでも見られるような風景になれたならどんなに素晴らしいことか。

 

 

「困っている事」の意味..jpg

(Special thanks 松﨑丈先生)

 

2018-07-28 12:00:00

通常国会の閉会によせて、薬師寺みちよ参議院議員が思いをFacebookにUPされました。

 

必死に取り組まれてきた思いを多くの方に知っていただきたいので、薬師寺みちよ参議院議員のFacebook(H30/7/25)から転載してご紹介します

 

薬師寺みちよ参議院議員のFBより 演説付.jpg

 

第196通常国会が182日間の会期を終え閉会いたしました。

 

今国会では、厚労委員会の質問回数34回、11時間40分。予算委員会18回、3時間35分。少数野党だからこそ頂ける質問時間を最大限に活用し、政策を動かしてまいりました。

 

しかし、終わってみると今国会は政治的な動き振り回された国会となりました。

 

まず、前半の予算委員会では、もりかけ問題・獣医学部新設問題に多くの時間を費やしてしまいました。証人喚問を行うも新たな事実は明らかにならず、さらに公文書の書き換えという異常事態。政府の姿勢が改めて厳しく問われることとなりました。

 

予算委員会で本来取り上げられるべき財政規律・社会保障等、国の根幹に関わる本質的な議論が行われず、政府への批判ばかりが目立ち、建設的な議論が交わされることはほとんどございませんでした。

 

中盤では、一部野党の18日間に及ぶ審議拒否という前代未聞の事態に加え、通常国会真っ只中で野党の離合集散のために委員会運営等も混乱を来すという、国会議員として国民の皆様にお詫びしてもしきれない程、政治が混乱を極めてしまいました。

 

一方で、この様な国内の混乱をよそに、海外では米国を巻き込んだ朝鮮半島の駆け引きが活発化いたしました。南北首脳会談、そしてシンガポールで行われた歴史的な米朝首脳会談と、歴史を変える重要なその時に、国会では相変わらずの混乱ぶり。この様な外交問題についても真面な議論はほとんど交わされる事はございませんでした。

 

皆さまに「日本の未来は大丈夫だろうか」と不安を与え、「国会議員はもっとしっかりしてくれ」とお叱りを受けても仕方ございません。

 

「政治不信に陥った日本において、政治を諦めたくない!」その思いを訴え、私も5年前に初当選をさせて頂きました。

 

参議院議員としての任期はあと1年。国会の内情を知れば知るほど、落胆と失望が連続する5年間でございましたが、それでも私は、この国の未来を諦めたくないのです。ただ前のみを見つめ、自分の信じた政策を1人でも多くの皆様に賛同いただき、歩んでまいりたいと思います。

 

今後も皆様から頂いた声を政策に活かし、国を動かして参りたいと思います。

 

薬師寺先生と秘書.jpg

(Spcilal Thanks 薬師寺みちよ参議院議員)

 

2018-07-23 13:00:00

9月8日に薬師寺みちよ参議院議員を秋田市にお招きして講演会を開催します。

 

当センターのHPではこれまで、薬師寺みちよ参議院議員のFBから聴覚障害に関わる内容を中心にご紹介していますが、薬師寺先生は多方面にわたって取り組まれている議員さんです。

 

7月18日に成立した改正健康増進法を受けて「受動喫煙対策」について述べられていますので、薬師寺みちよ参議院議員のFB(H30/7/20)から転載してご紹介します

 

薬師寺みちよ参議院議員のFBより 演説付.jpg

 

7月18日、受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が成立いたしました。私も7月5日から参考人質疑を含め計4回、厚労委員会の質疑に立たせていただきました。

 

これまで努力義務だった受動喫煙防止を義務化することになり、望まない受動喫煙をなくすことができます。

 

住宅や旅館、ホテルの客室を除くすべての施設や公共交通機関など多くの人が集まる施設は原則として屋内禁煙とし、違反者には罰則を適用されます。

 

しかし問題もいくつか残りました。その一つが、飲食店のうち個人や中小企業が経営する客席面積が100平方メートル以下の既存店には例外を認め「喫煙可能」などと標識で示せば喫煙を認めことになったことです。

 

今回の規制が施行されても、飲食店のうち約55%の店に例外措置が適用されて喫煙できることになります。5年で3割強の飲食店が入れ替わるとされており、例外が適用される店は徐々に減っていくことが予測されます。

 

しかし、面積で区切り、喫煙可能とする施策はスペインの失敗例として世界的にも採用されておりません。

 

また、学校や病院、児童福祉施設、行政機関などは敷地内を禁煙とすることにも問題が。屋外に喫煙場所を設けることはできるのです。

 

 改正法では、急速に普及している「加熱式たばこ」も対象になりますが、健康影響が未解明として、紙巻きたばこよりも規制は緩く、加熱式たばこ専用の喫煙室では飲食も可能なのです。禁煙エリアに灰皿などを設置した施設管理者に50万円以下、禁煙エリアで喫煙した人に30万円以下の罰則もあり、都道府県知事らの指導や勧告、命令に従わない場合に適用されます。

 

すでに受動喫煙防止条例のある神奈川県や兵庫県では一度も罰則を適応されておらず、その実効性については疑わしい点も残ります。

 

細かい点を上げれば、様々なご意見もあることでしょう。しかし、たばこを吸う人と吸わない人の対立を煽る事がこの法律の本来の目的ではありません。ルールを守りながら、お互いに心地よい環境を整備することが出来ればそれに超した事はありません。

 

この法律には5年後の見直し規定が入っております。5年後に向かってすでに次への検討が始めなければなりません。今回の法改正を最低限のルールとして、さらに残された課題についてもしっかり取り組んでまいります!

 

2018-7-18 受動喫煙対策.jpg

(Spcilal Thanks 薬師寺みちよ参議院議員)

 

2018-07-22 10:00:00

みやぎデフ親子クラブ様では、今年も子供たち向けの夏休み企画を開催します。とても素敵な企画ですので、以下、代表の渡辺敦生様のFBから転載してご案内します。

 

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みやぎデフ親子クラブ代表の渡辺です。 いつもお世話様でございます。

 

以前にも、ご案内差し上げましたが、夏休みをエンジョイしよう!!の企画について、申込締切日は過ぎてしまいましたが、参加者枠がまだ残っていることから、随時申込受付可能となりましたので、ご案内申し上げます。 ぜひ、この機にお子様を参加してみてはいかがでしょうか❓

  

夏休みをエンジョイしよう

日時:7月24日(火)、31日(火)、8月7日(火)、21日(火)(途中参加、途中退出可) 10時から16時

 

場所:宮城県聴覚障害者情報センター(愛称:みみサポみやぎ) 仙台市青葉区本町3丁目1-6 宮城県本町第3分庁舎1階 錦町公園向かいエネオス隣のビル(※勾当台公園方面のビル)  ※31 日のみ八本松市民センターです

 

◇参加対象:聴覚障害児、またはその兄弟。コーダ、手話に興味のある健聴児

 

◇参加費:1日500円 半日250円(10時~13時、13時~16時)

 

◇参加定員:8名(各日)

 

◇持ち物:昼食(1日参加の場合)

 

◇参加申し込み✍  ①参加者氏名 ②参加希望日 ③学年・年齢 ④生年月日 ⑤保護者氏名 ⑥連絡先 ⑦当日の緊急連絡先(メールまたは電話)を記入の上 ✉deaf.oyako@gmail.com FAX 022-226-2789 まで

 

夏休みをエンジョイしよう-2018.jpg

 

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(Speciai thanks 渡辺敦生様)

2018-07-14 10:00:00

「手話で楽しむ弘前観光ガイド」様では、夏の手話ガイド企画の参加者を募集しています。春のさくらまつり手話ガイドに続いての夏企画です。

 

青森県弘前市は「弘前市手話言語条例」を平成30年3月16日に施行しました。今後、どのように手話の普及を進めていくのか注目してます。

 

以下、手話で楽しむ弘前観光ガイドFacebook からの転載です。

 

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【手話で楽しむ弘前!夏企画のおしらせ】

 

「手話で楽しむ弘前観光ガイド」ページをご覧いただいている皆様、お久しぶりです。

 

今回、春のさくらまつり手話ガイドに続いて、夏の手話ガイド企画が決定いたしました! その名も、 「聾古老と行く弘前城手話ガイド&弘前ねぷた祭り観覧モニターツアー」です!

 

これは、平成30年8月1日(水)弘前ねぷたまつり初日の「一日限定」企画です。

 

時間は8月1日16時、弘前市役所前集合・スタートで、まず弘前城(弘前公園)を1時間程度ろう者が手話でご案内します。その後、公園の外に移動し休憩を取り、少し歩いて弘前ねぷたまつりの有料観覧席まで移動します。その後21時頃まで、お席にてねぷたまつりをお楽しみいただきます。

 

参加費は2500円です。 定員は「8名」まで、先着順に受付いたします。お早めにお申し込みください。

 

今回の申し込みにはGoogleフォームを利用しています。下記の画像のQRコードを読み取るか、以下のURL(https://goo.gl/forms/EvCiTSgQacI9BRYF2)からアクセスしてお申し込みください。

 

申し込みいただいた方には一日以内に折り返しご連絡を差し上げますので、メールアドレスを忘れずにご記入ください。

 

ご質問やお問い合わせは、このページへのコメントやメッセージでも可能ですが、メールでも受け付けています。

 

また、Googleフォームから申し込めない場合、メールにてご連絡ください。折り返しご連絡を差し上げますので、必ずご確認いただきますようお願いいたします。

 

(手話で楽しむ弘前観光ガイドメールアドレス hirosaki.deaf@gmail.com)

 

本企画はモニターツアーのため、企画中や終了後にご意見を伺うことがございます。趣旨をご理解いただき、ご協力くださいますようお願いいたします。

 

ぜひみなさまの申し込みをお待ちしています! お友達やご家族、お知り合いの方などにもぜひこの企画を紹介してくださると大変嬉しいです。 よろしくお願いいたします!

 

弘前 ねぷた祭り.jpg

 

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*お問合わせや参加をご希望される方は、直接「手話で楽しむ弘前観光ガイド」様へご連絡くださいますようお願い申し上げます。

 

*Facebookはこちらから↓

 

手話で楽しむ弘前観光ガイドFacebook

 

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