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2017-12-30 19:00:00

29-3-6 参院予算委員会「手話マークの普及等」より.jpg

 

3月6日の参議院予算委員会において安倍首相は手話で「宜しくお願い致します」と答弁されたとニュースになりました。これは、薬師寺みちよ参議院の質問に答える形でされたものです。自身も質問に手話を取り入れていてまた内容もとても素晴らしいので、薬師寺みちよ参議院議員のFB(3/6)より紹介させていただきます。

 

 

薬師寺みちよ参議院議員のFBより 演説付.jpg

 

 皆さま、本日は心温まる励ましの言葉をいただき、ありがとうございました。

この1年かけて私も様々な障がい者スポーツを通し、障害を持った学生さんと触れ合ってまいりました。 彼らの笑顔と素直な対応が素晴らしく、この素晴らしさを一人でも多くの皆さまにご理解いただき、彼らの将来へつなげたいという思いで本日は質問させていただきました。

 

北朝鮮のミサイルのため、予算委員会が途中で1時間お休みとなり、私の質問のNHK放送は途中までとなってしまいました。 そのため、最後の質問を心の準備なく1番に持ってくることとなり、いきなり手話から入ったため、「危ない!」と自分でも思う所がございます。 緊張のため、本当に申し訳ございませんでした。 ネット放送もアップいたしましたが、質問の内容を簡単にまとめました。

 

1.本年7月にトルコのサムスン市で夏期デフリンピック大会が開催されます。日本から出場予定の競技は、陸上、バドミントン、サッカー等12種目、選手約100名が参加するとのことです。聴覚障害スポーツ選手にとって、パラリンピックに出場できないため、これがオリンピックと同じ意味を持つ大切な機会です。総理から選手に応援メッセージをお願いいたします。

 

(総理) ・・・「自分も応援するし、皆にも応援よろしくお願いします」と今回も「宜しくお願い致します」の手話を使ってくださいました。

 

2.日本には聴覚障害学生と視覚障害学生のための大学、筑波技術大学がございます。視察されたことはありますか。

 

(総理) ・・・残念ながらありせん。今回の提案を受け、是非視察してみようと思います。

 

3.筑波技術大学はいまだ認知度も低く、専攻できる分野も限られていることからみても、障害学生の教育や就労、就職に際してはまだまだ多くの課題があると認識をしています。先日開催された第1回ユニバーサルデザイン2020関係閣僚会議において、「ユニバーサルデザイン2020行動計画」が決定されましたが、障害学生の教育、就労という観点から、発表された総理ご自身の見解をお願いします。

 

(総理) ・・・まだまだ問題山積だからこそ、今回の行動計画を発表させていただいたので、今後、充実を図っていきたいと思います。

 

4.障害者差別解消法が施行され、今後さらに大学進学を希望する生徒も増えると考えられることから、学習環境の整備は大学や短大等の高等教育機関にとっては急務です。このような背景から、「社会で活躍する障害学生支援センター(仮称)形成事業」は極めて重要な事業だと考えております。しかし、概算要求額5億円だったところ、本予算は4,500万円となってしまいました。結果、全国9カ所でセンターを構築する予定であったところ、2カ所となってしまったのです。大事な施策だと思っていますが、文部科学大臣の考えをお願いします。

 

(文部科学大臣) ・・・センターの趣旨をご説明いただきました。

 

5.この施策をさらに全国的に展開していくことを考えた場合、予算の制約はあるが、予算の他に何が必要だと考えていらっしゃいますか。

 

(文部科学大臣) ・・・今回の2か所をモデルケースとして今後全国へ広げていきたい、と答弁いただきました。

 

6.この事業の大事なところは、学生を就職につなげて社会に送り出すところまでです。厚生労働省としても、企業が障害者の法定雇用率を満たすためだけではなく、障がい者雇用の質を上げていく必要があるのではないでしょうか。企業がぜひとも雇用したいと思う人材が育つためには、大学等の教育研究現場との連携・文部科学省との連携が欠かせないと思いますが、厚生労働大臣の決意を伺わせてください。

 

(厚生労働大臣) ・・・もちろん、協力させていただきますと答弁をいただきました。

 

筑波技術大学を視察した経験、技術大学はスポーツ分野の日本代表選手も多く在籍していること、わくわくデフスポーツの体験などをお話しいたしました。彼らの素晴らしさを分かっていないのは社会です。それを伝え、その力を雇用に結びつけて欲しい旨お願いいたしました。

 

7.今後さらにインクルーシブ教育が浸透していくと、地域で提供されている福祉サービスと教育現場との連携も必要不可欠となってまいります。。福祉と教育の連携にも力を入れていただきたいが、いかがでしょうか。

 

(厚生労働大臣) ・・・もちろん、協力させていただきますと答弁いただきました。

 

8.先日、厚生労働省の障害者施策を話し合う審議会において車椅子の委員が会場に入れなかった事態が発生いたしました。各省庁が出しているリーフレットやポスターを見てみると電話番号だけの記載もいまだ多いのです。行政府も、マニュアルを整備するのみならず、当事者の声に耳を傾け、障害に学ぶ姿勢を示し、早急に一つ一つ見落としがないか見直しを図る必要があるのではないでしょうか。社会の多様性を受け入れ、ともに社会を形成し生きていく仲間であるという文化に変えていくためには、予算はもちろんのこと、総理の強いリーダーシップが求められているかと思いますが、総理のお考えを伺わせてください。

 

(総理) ・・・以前、自分の選挙の際にも、「応援したいが、障害があり電話できない。友人に伝えるためにFAXを使いたいが、法律に触れるので残念だ」と言われたことがありました。責任もって省庁にも障がいを持った皆さまの意見を取り入れた対応を指示するとの答弁。

 

最後に、 情報保障で一番遅れているのは政府と国会です。 ろうあ連盟が出している「手話マーク」「筆談マーク」の全国普及にも同僚議員の協力をお願いします。 と力説して終わりました。

 

 

3月6日の参議院予算委員会.jpg

 

 

<3月17日のFBより追記です>

 

先日の予算委員会の質疑を受けて、早速参議院が動いてくださいました。

 

まずすぐに取り組める所からと、受付に手話マーク・筆談マークを掲示、ホームページにもファックスやメールアドレスを表記していただきました。衛視さんも手話を勉強して下さってます。今後はホームページでも字幕だけではなく、手話で案内して頂きたいと要望もいたしております。

 

皆様から頂いた声が一つ一つ実現しております。5月20・21日は、参議院70周年記念特別参観も予定されております。 是非、皆様も気軽に国会見学にいらっしゃいませんか? 政治がもっと身近にあることを感じて頂ける事でしょう!

 

薬師寺みちよ参議 手話&筆談マーク.jpg 

 

 

29-3-27 参院予算委員会「国会に字幕を!」より.jpg

 

3月27日の参議院予算委員会において薬師寺みちよ参議院議員が「NHKの国会中継に字幕を付けて欲しい!」とお願いし、高市早苗総務大臣から「今回のNHK予算に大臣意見をつける。その中に字幕のことも書き込む」と答弁をいただいています。

 

ろう者や難聴者に対する情報保障へまた一歩前進です。何より国会議員や国民への理解・啓発につながる質疑ですので、薬師寺みちよ参議院議員のFB(3/27)より紹介させていただきます。

 

 

3月27日、予算委員会集中審議。来年度予算案の質疑最後のテレビ入りとなりました。 持ち時間10分という短い間に、まず私が問いたかったこと、それは「現在審査中の来年度予算の重点項目」です。

 

衆議院から始まった約2か月間の予算委員会。国会議員の一人として、今回の予算委員会で本年度予算の真面な説明を受けた記憶がないことに憤りを感じておりました。今回の予算には大切なものが含まれております。例えば、保育士の給与アップ、給付型・無利子奨学金、海外の観光客を受け入れるための地方の港湾の整備など、社会的にも大切と思われる施策です。まずはその点を麻生大臣と共有させていただきました。

 

今回ほとんど内容の議論がなされなかった来年度予算案、実は過去最大の予算額だったのです。その大きな原因が、社会保障関係費の増大です。その対策として我が国は、高齢者産業を世界に展開できる成長分野として育てる施策に転じるべきだと主張いたしました。老年医学をさらに充実させ、商品開発やインフラの整備につなげ、省庁横断的な国家プロジェクトを立ち上げて欲しい。更にはその産業を世界に展開することで新たな財源の確保を目指す必要があるではないかとの訴えです。総理からもすでにアジアの国々へは協力体制をとっているが、さらに海外へアピールしていく旨答弁をいただきました。

 

また、先日も議論したゲノム医療。本日、第1回がんゲノム医療推進コンソーシアム懇談会が開催されることになっておりました。それに伴い、再度、遺伝情報を利用した医療産業を育成させるのであれば、遺伝情報に係る基本的な法整備も同時に進めるべきとお願いいたしました。

 

最後に、これまで皆さまからいただいたご意見、私の手話での質問の集大成として、想いを込めた一問を問わせていただきました。

 

「NHKの国会中継に字幕を付けて欲しい!」と総務大臣へのお願いです。

 

議場でも驚きの声が上がっておりましたが、この事実は案外知られていないことなのです。大臣からは、「今回のNHK予算に大臣意見をつける。その中に字幕のことも書き込む」と答弁いただきました。

 

1月に通常国会が開会して、迎えた短く長い予算委員会が終わりました。私の言いたい事、やりたかった事、短い時間の中にどれだけ込めることが出来たのか、後悔はないのか、振り返っても「一生懸命」という言葉しか残っておりません。

 

今回も心掛けたのは、私にしか出来ない質問をすることです。予算委員会のテレビ入りでしか、皆さまに社会的に起こっている問題を訴えることも出来ません。 私や事務所のスタッフにとっては、この10分、20分が宝物です。様々なアイディアを出し、練るだけ練ってやっと迎えるこの時なのです。これからは、各所属委員会で、会期末まで粛々と政府提出の閣法を議論することになってまいります。 一問でも質の高い議論を今後とも心掛けてまいります。応援いただき、本当にありがとうございました!

 

 

29-3-27 国会に字幕を!.jpg

 

 

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11月25日に秋田市で「電話リレーサービスの普及啓発のための学習会」が開催されました。電話が出来ない聴覚障がい者にとって必要な公共サービスとすべきであり、普及と公的支援が必要です。

この電話リレーサービスについて11月30日の参議院予算委員会で薬師寺みちよ参議院議員が取り上げてくれましたので、その内容をFBから転載して紹介します。

 

 薬師寺みちよ参議院議員のFBより 演説付.jpg

  

11月30日、参議院予算委員会。 今日の委員会はいつもと違い、質疑応答の全ての時間ではなく、質問の時間だけが制限された片道方式と呼ばれるもの。 無所属クラブに与えられた質問(のみ)時間は12分。 この12分間で何ができるのか悩んだ結果選んだテーマは 「障がい者施策はまだまだ道半ばだ!」 また無謀なことに、6問中4問に手話をつけようと試みました。(緊張して日本語対応手話が出てしまった所も・・・反省です) ・・・・・・・・・・・・・

下記リンクより質疑の様子が御覧いただけます

 

http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

 

※視聴方法 審議中継カレンダーより11月30日をクリック 予算委員会をクリック 発言者一覧より、薬師寺みちよ(無所属クラブ)を選択頂けますと質疑の様子が流れます。 野田大臣の手話「ありがとう」も是非ご覧くださいませ! ・・・・・・・・・・・・・

 

障害者施策については総理も2020オリパラを目指して力を入れてくださっています。 しかし内閣府の調査にもある様に、80%以上の方が差別はあると回答し、障がい者差別解消法の存在を国民の4分の3が知らないのです。一層力を入れて団体等にも働きかけをしていただくと答弁いただきました。

 

また、野田総務大臣からは、電話リレーサービス24時間365日無料で使用できるようにとの要請にも、オペレーターの確保が問題であるとの回答。 以前の様に「こえとら」を開発したので手話は必要ない、というスタンスから随分と歩み寄っていただけました。

 

今後はデジタル(AI等を利用した技術開発)・アナログ(電話リレーサービス)の両面でサポートしてくださる旨の答弁には野田大臣の思いが込められておりました。

 

それもそのはず、息子さんと手話で会話しているとのお話しも披露していただきました。 そして、「ありがとう」の手話返し。 大臣も3Dで手話が学べるアプリを利用してくださっている様で手話の必要性についてご理解いただけていることが伝わってまいりました。 また、電話のバリアフリー化に向け、総務省内の委員会の下部ワーキングチーム(障害者部会)が立ち上がるとの報告にも期待が持てます。

 

視覚障がいをお持ちの方が駅のホームから転落される事故が相次いでいることについて 「ホーム転落をなくす会」の皆さまから頂いたホームドアの設置、また誘導ブロックの適切な設置については、バリアフリー整備ガイドラインの5年に1回の改訂にあわせて、より幅広に当事者の意見をすくいあげていく旨の答弁もいただけました。

 

最後に、国会自体も情報保障がなされていないことに気づいて欲しいとの願いを込め、この委員会もNHKで放送されても字幕なし、矛盾しているのではないかと訴えました。 言われるまで分からない、気づかない、それが人間です。 ホーム転落事故も誰かの一声で防げるはずです。 興味がない関心がない、だから分からなかったのです。

 

私たちの身近に大勢、困った方・助けが必要な方がいらっしゃいます。 その方々が見えてない聴こえてないのは私たちです。 私たちの心にこそ障がいがあるのです。

 

下手な手話でしたが、思いは伝わったでしょうか。 これまで私に一生懸命に手話を教えてくれた仲間・そして夜遅くまで練習に付き合ってくださった花井先生には感謝いたしております。 情報保障が確立するその日まで、私も頑張ってまいります!

 

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薬師寺みちよ参議院議員のFBはこちら↓

薬師寺みちよ参議院議員のFBより 演説付.jpg

(Special thanks 薬師寺みちよ参議院議員)