インフォメーション
写真で手話の普及活動をされている京都府在住の栗田一歩様が写真展【COLORS】を終えての感想をFacebookにUPされました。
写真やイラストは手話の動作を「ある一点」で表現するため、手話を知らない方に「どう見せるかが課題になる」ということを改めて考えさせられました。
また「叱咤激励(褒められて伸びるタイプですのでできたら激励の方)」は私も同じです(*^_^*)
以下、栗田一歩様のFacebook(2018/11/11)から転載してご紹介します。
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写真展【COLORS】は10月31日で、無事期間を終えることができました。
ご来場いただいた皆さま、そして色々な形で応援、ご支援いただいた皆さまにも改めて感謝申し上げます。
今回は普段取り組んでいる手話をモチーフにした作品を「どう見せるか」を考え展示する写真を選び、レイアウトを考えました。
そういう経緯もあってかご来場いただいた皆さまとお話させていただく中で「さらに良くするため」に、手話関係の方、そして手話を知らない方の両方の立場から様々なご意見をいただくことができました。
手話を「知っている」人間として(究めているというレベルではありませんが)どうしても「手話を知らない方」の目線を忘れてしまうこともあるので、貴重なご意見をたくさんいただけたことは本当にありがたく感じております。
今後は現在のテーマはさらに深化させつつ、新しいチャレンジもできたらと考えております。今後ともこんな僕ではありますが、叱咤激励(褒められて伸びるタイプですのでできたら激励の方)いただけると幸いです。
改めまして、今度ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m
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(画像提供:栗田一歩様)
<9月25日の紹介記事>
栗田一歩様の写真展が10月6日~10月31日に京都市の「全国手話研修センター コミュニティ嵯峨野」で開催されます。
栗田様は京都府の手話通訳登録者で、手話を写真で広めようと「Sign Lab.」というサイトから発信されています。
とても素敵な作品ばかりで、当センターでも春の”sakura"、夏の"feel"、そして秋の"yellow"をトップページ等で使わせていただいております。
以下、Sign Lab.Facebookから9/23の投稿を転載してご紹介しますので、ぜひご覧ください。
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本日9月23日は「手話言語の国際デー」です。
今後も「手話」や「聞こえないこと」を知っていただけるように、手話も写真も技術を磨いていきたいと思っています。
そして写真展のご案内です。
昨年に引き続き、全国手話研修センター様のご厚意により、写真展をさせていただくこととなりました。
今年は手話の作品を中心にしつつ「色」をテーマにした展示をいたします。嵐山観光のついでにでも寄っていただけたら幸いです。
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栗田一歩写真展【COLORS】
10/6(土)〜10/31(水)
10:00〜19:00(最終日は16:00まで)
全国手話研修センター コミュニティ嵯峨野
ホテルビナリオ嵯峨嵐山(同じ建物です)
1Fギャラリースペース
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人にはそれぞれ、
色があるという。
でもすべての色は、
あいまいで、
まざりあって、
つながっている。
そんな感じの写真展。
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(Special thanks 栗田一歩様)
Sign Lab.栗田一歩様から素敵な作品を提供していただきました♪
「上州ろうあ魂 牧山定義」様をご紹介します。
上州ろうあ魂 牧山定義様は群馬県前橋市在住のろう者で全国各地での講演や動画配信など様々な活動をされています。私もFacebookで動画をよく拝見していますが、とても熱い思いが伝わってきますのでぜひご覧ください(#^^#)
以下、上州ろうあ魂 牧山定義様のホームページからの転載です。
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【プロフィール】
19××年8月18日 群馬県前橋市生まれ
ろう一家、3兄弟の末っ子。
群馬県立聾学校に幼稚部から高等部まで通う(高等部卒。)
*学歴より裸一貫、実力で社会に勝負しようと孤軍奮闘の日々。
活動歴
(現在)前橋市聴覚障害者福祉協会福祉部
芸能業界初、ろう俳優養成所『ろう者芸能コース』の第1期・第2期生。
1987年 全国ろうあ青年研究討論会(群馬県開催)で『赤城太郎』上演
1993年 関東ろうあ青年のつどい『若き勇者』上演
2006年 関東ろうあ大会(群馬県開催)『心の絆 輝く希望』上演
2015年 第63回全国ろうあ者大会inぐんま『上州ろうあ物語』上演
2017年 第63回全国ろうあ者大会inFUKUOKA・第30回ろうあ者演劇祭典に
て『手話はいのち・知られざる全日本ろうあ連盟発足秘話!』上演
※ただ今、「偉大なるろうあ先人達の熱き魂」を届けたい一心で、
ろうあ魂語り部として、全国各地で精力的に活動を行なっている。
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<上州ろうあ魂 牧山定義様のホームページはこちらから↓>
(Special thanks 上州ろうあ魂 牧山定義様)
埼玉県朝霞市で制定された「朝霞市日本手話言語条例」をご紹介します。
朝霞市ではろう者が使用する「日本手話」が言語であることを位置付けるため「朝霞市日本手話言語条例」を制定し、全国で20番目、平成28年4月1日に施行しました。
「日本手話」を言語として定義した条例は全国初です。
条文はこちらから⇒ 朝霞市日本手話言語条例 全文.pdf (0.12MB)
「手話」といってもコミュニケーション手段としては様々な手話があります。音声日本語を話しながら日本語の単語に手話を対応させるのは「日本語対応手話」とも言われ、ろう者が使う「日本手話」とは言語体系としては異なるものです。また「中間手話」と呼ばれるものもあります。
手話言語条例の制定にあたり「日本手話」と定義したのは現在のところ朝霞市だけで、今後に注目しています。
朝霞市で作成されたリーフレットを転載(許可済)してご紹介します。とても見やすいリーフレットで要点が分かりやすいのと、『聴覚障害者災害時支援用バンダナ』や『コミュニケーションボード』『ヘルプマーク』も紹介されています。
pdfファイルはこちらから↓
朝霞市日本手話言語条例 リーフレット表紙.pdf (0.46MB)
朝霞市日本手話言語条例 リーフレット内容.pdf (1MB)
朝霞市日本手話言語条例 リーフレット裏.pdf (0.73MB)
転載元(朝霞市公式HP>>朝霞市日本手話言語条例の制定と施策について)はこちら↓
全国では続々と手話言語条例が制定されていますが、群馬県前橋市のHPから「前橋市手話言語条例」をご紹介します。
同条例は全国で23番目、平成27年12月7日に成立し、平成28年4月1日に施行されました。周知用のチラシはこちらです。
条例全文はこちらから⇒ 前橋市手話言語条例 全文.pdf (0.15MB)
また前橋市では様々な取り組みをされていますが、その中のひとつ、コミュニケーション支援ボードをご紹介します。群馬県前橋市のHPでの説明文(転載)です。
『災害時、各避難所に手話通訳者を必ず配置できるわけではありません。避難所生活を送る聴覚障害者のほか、コミュニケーションを苦手とする音声言語機能障害者、また、精神障害や知的障害、発達障害のある方の情報取得及び意思疎通を支援するため、コミュニケーション支援ボードを作成しました。前橋市内の指定避難所(小中学校の体育館等)に順次配置していきます。
コミュニケーション支援ボードはこのページからダウンロードできます。ダウンロードはどなたでも可能ですが、営利目的でのダウンロードや配布は禁止しています。
また、スマートホンやタブレット端末の画面に表示すれば、そのままボードの代わりとして避難所で使うこともできます。』
コミュニケーション支援ボードは「平成29年度 前橋自立支援協議会」様で作成したもので全10ページにわたるものです。
全ページ(10P)はこちらから↓
コミュニケーション支援ボード(全10P).pdf (2.17MB)
秋田では北都銀行様が営業店舗でコミュニケーションボードを活用していますが、こちらは全国銀行協会で販売されているものです。
手話や筆談の代替手段としても有用だと思いますので、全国に広がってくれることを期待しています。
埼玉県で制定された「埼玉県手話言語条例」を、埼玉県のHP>>埼玉県手話言語条例から抜粋してご紹介します。
「埼玉県手話言語条例」は2016年3月25日に成立し全国で41番目(県では5番目)、2016年4月1日に施行されました。
<条例の主な内容>
手話は言語であるとの認識に基づき、ろう者とろう者以外の人が手話によって心を通わせ、お互いを尊重し共生できる社会の実現を目指して、*基本理念等(*原文は「以下の内容」)を規定しています。
*ろう者=耳の聞こえない人。特に手話を日常言語として用いる人。
条例全文はこちら⇒ 埼玉県手話言語条例 条例全文.pdf (0.16MB)
リーフレットも分かりやすくまとめられていますので、併せてご紹介します。
pdfファイルはこちら⇒ 埼玉県手話言語条例 リーフレット.pdf (0.56MB)
*転載元はこちら⇒埼玉県のHP>>埼玉県手話言語条例