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2017-12-30 08:00:00

6月1日~4日にかけて「全日本ろうあ連盟創立70周年記念・第65回全国ろうあ者大会inFUKUOKA」が開催されました。

続いて6月6日には関東ろう連盟主催で「手話言語フォーラム」が東京で開催されました。

 

その様子を薬師寺みちよ参議院のFBから転載してご紹介します。愛知県選出の参議院議員ですが、ご出身は福岡県だそうです。

 

 薬師寺みちよ参議院議員のFBより 演説付.jpg

 

 

6月2日、本会議が終わり、飛行機に飛び乗ってやって来たのは私の古里福岡です。

 

ここ福岡では、全国ろうあ者大会が開催されているのです。 今年は全日本ろうあ連盟創立70周年記念。 この記念すべき大会に世界ろう連盟の会長や理事も来日し、講演を頂けるという貴重な機会です。

 

今晩は会長から「世界の手話言語法制定の状況」についてご講演頂きました。 アジアではまだ2カ国しか制定されていない状況やフィンランドのように憲法で謳われ手話言語諮問作業委員会で監視しているケースの紹介等、勉強になることばかりでした。 国際手話から日本手話の通訳、そして音声化と字幕に触手話。 参加者もそれぞれ理解出来るツールが違うため、様々な手段が準備されておりました。 しかし、思いは一つ。 手話が普通に言葉として使える社会を作りたいという願いです。

 

明日は情報保障のセッションに参加し今後の施策のアイディアを盗んで来ようと思います。 明日も会場を回っておりますので、気軽に声をかけて下さいね!

 

6月3日、全国ろうあ者大会 今日は「情報保障」のセッションに参加致しました。

 

世界ろう連盟理事のカスパーさんからはヨーロッパでは大学や大学院で手話通訳が養成されている現状が報告されました。 一方日本では手話通訳の依頼は増えても、通訳者の7割しか実働せず、社会でも通訳はボランティアという認識のため派遣料金も安価にされているのです。

 

今後、どの様に通訳者を養成していくのか、どの様に社会的地位を上げていくのか、その費用を誰が負担するのか、課題は山積です。

 

会場からの質問も多くの手が上がります。 聴者であれば恥ずかしさに手を上げる人もいないでしょう。 また、これも慣れないと驚かれる所なのですが、質問者が壇上に上がり質問します。 手話で質問するため、壇上で参加者に見えるように質問するのです。 大会の様子が速報でリアルタイムに分かるのも嬉しいですね。

 

バリアフリーの展示も行われており、テクノロジーの発達でさらにろう者と聴者が近づける希望が生まれました。 さあ、明日は全日本ろうあ連盟70周年大会です。 今から楽しみです!

 

ろうあ大会inFUKUOKA.jpg

 

 

6月6日、東京で行われた「手話言語フォーラム」に参加してまいりました。

 

福岡で世界ろう連盟理事会が開催された後、来日なさった役員の皆様が全国3か所に分かれ、手話言語法制定に向け世界の状況をご講演くださったのです。

 

1900年代にウガンダ・フィンランド・スロバキア・ラトビアの4か国から始まった手話言語法は障がい者権利条約を経て、現在は45か国で様々に形を変え制定されております。

 

しかし、法が成立しても聴覚障がい者の置かれた状況に変化がない国もあり、その後も監視体制や普及の状態についての調査研究が大切であることも分かってまいりました。

 

現在、日本においては、国よりも各自治体の方が手話言語条例制定に向けて動きが活発です。 私の所にも、地方議会から聴覚障がいの皆様をサポートするシステムについて問い合わせがあることもしばしばです。

 

障がい者差別解消法の様に法律は出来たが現場や自治体が動かぬよりも、地方(現場)の動きが国を動かす逆パターンの方が皆様に近い形が出来上がるのかもしれません。

 

すでに障害者基本法には、 第三条の三  全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保されるとともに、情報の取得又は利用のための手段についての選択の機会の拡大が図られること。 と手話は言語の一つと認められております。

 

これからも学び続け、私なりに、日本ならではの「手話言語法」の在り方を考えてまいりたいと思います。

 

6月6日の手話言語フォーラム.jpg

(Special Thanks 薬師寺みちよ参議院議員)